太陽と天道虫とひまわりと...(arxcn)

＝天まで・１３＝ ページ13

「伝説みたいのがあってさ〜。
　宏太さん、皇帝って呼ばれてたんだってー。」


「こぅてぃ..？学校の＿＿グランド？」


「いやいや、侑李君。違う違う。
　え〜っと、ほら。帝国の王様？？みたいな感じ？
　その皇帝ねっ！」


「あ。。そっちかぁ・・。
　でも・・宏太が、こぅてい？んー」


「でしょ！？オレ、ヒカさんに紹介されて会った時
　・・ん？え？！ホントーに？？こんな穏やかな人が
　あの伝説の人っ？！って思っちゃったんだ〜。」


「ほぇ〜・・そぅなんだぁー。」

僕と先生が、昔話に花を咲かせていると・・



先輩が、ぴしー。っと手を上げ

「俺っ。俺も!!俺も、聞いた事あるぜーっ。
　レジェンド宏太さんの、は・な・し!!」


「わぁ〜有岡君の時代でも残っているとは＿＿
　う〜ん、すごいなぁ宏太さんって。
　ね、侑李君。」


「ん。宏太、すごぃ〜♪」

こく。っと頷いた僕の顔の前に

先輩が、ぴょいー。って顔近づけて

「なぁなぁ、侑李ちゃんっ。」


「な。..なぁに、有岡せんぱぃ・・」


「あ。。ね、侑李ちゃん、俺の事呼ぶ時さ〜
　有岡先輩じゃなくていいよ。長くて呼びにくいじゃん？
　だからさ〜、大ちゃんって呼んでよ。ね？どう？
　ね、ね？呼んで？＿＿と、ゆ〜か呼んで欲しいっ！
　ね。大ちゃん！」


「だぃ..ちゃ・ん？」


「そ〜そ〜♪」


「んー..でも、せんぱぃだしー。」


「い〜んだってっ。関係ないってっ。
　侑李ちゃんは、と・く・べ・つ♡♡ね？」


「とく。。べつぅ・・」


「そ〜♪ね。ほらほら〜〜
　だ・い・ちゃ・ん♪ほぃっ！」


「だ。。だ。。」


「ふふ。かわぃ〜♪はい、だ・い・ちゃ・ん。
　りぴぃ〜と、あふたぁ、みぃ〜？」


「んと。。んと、だぃちゃ..んっ。」


「ん〜〜♪そうそう！いいねぇ〜いい感じ！
　いいっ、いいなぁ〜♡＿＿っと、違ったっ！
　ところで、侑李ちゃんと、その〜皇帝の
　宏太さんって＿＿知り合い？」


「あ。。ぅん、そのー..僕のパパ。」


「へぇぇ〜〜！！そっか、すっげぇ〜！
　あのーレジェンドがパパさんかぁ〜!!
　そっかーっ。。」


「ぅ、ぅん。」


「ほぉぉ〜〜。。・・う〜んしかし・・
　可愛い侑李ちゃんのパパは＿＿＿
　レジェンド。。ん〜〜強敵!!」


「きょぅてき？」


「そ〜そ〜、、強敵だぜぇぇ〜。」



「はぁー。」って先生が肩でため息ついて

「有岡君なんて、きっと..ひと捻りだよ。
　宏太さんに、ペシッってさ〜。」

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