太陽と天道虫とひまわりと...(arxcn)

＝天まで・１２＝ ページ12

「生まれてきてスイマセンッ!!ぐれぇーの
　反省中だ、、俺〜〜〜。。」


そう言って、うな垂れた有岡先輩の

顔も仕草もおもしろくって

くすくすー。って僕、笑っちゃうの。



そしたら、有岡先輩が

パッ。て、明るい光りを復活させ

笑うの＿＿そして、いう。。


「あ。。侑李ちゃんが笑ったっ!
　かっわぃぃ〜〜♡♡」



「かゎぃ・い？？」


「ああ。マッジッ、、可愛いッ!!」


「かわぃぃー・・。」


「ホントに可愛いんだ、侑李ちゃんてさ。
　俺さ〜、電車の中で見かけてさ、侑李ちゃんの事っ。
　んで〜。ピンクのヘッドフォンがっ、ちょ〜〜〜
　似合う子だなぁ〜って思ってたんだよ。ふふふ。」


「て。。て、れる。。」


「ふふふ〜〜。照れてる。照れてる。
　あ〜〜、マジ可愛い〜♡」



「う゛ぅぅ――。」

恥ずかしくって手で顔を覆ってると

手を、きゅ。っと持たれ、

パッと顔から手をはずされちゃうぅ。

「ね、侑李ちゃん。隠さないでよ、せっかくの
　可愛い笑顔がもったいないよ。」


「かゎぃぃ..えがぉ。。」



「うんッ!!とってもステキな笑顔だよ。
　ね？隠さないでよ。侑李ちゃ＿＿」



有岡先輩が、、ちかぃのっ。

ぐぅ――。って、もっと近付いてきたと

思ったら・・べっし――んッ。って音がして

「イッテェェェ！！」の先輩のこえ・・。

「痛ぇなっ！！何すんだよ、涼ちゃんッ!!」



涼介先生が、体調を書くボードを握り締め

「何すんだよじゃな〜ぃぃッ！！コラッ有岡君ッ！
　保健室で、いたいけな子を口説くんじゃありません!!
　と、ゆ〜か。。オレの存在、無視かっ！」


「あ〜、、いてかったー。
　も〜〜何だよー、涼ちゃんてばさー
　ヤキモチ〜〜？？」


「やくかつーのっ!
　ちがうわぃ！！オレは侑李君を、守ってるのっ。
　宏太さんとヒカさんからお預かりしてるんだから
　もぉー、まったくっ!」



僕は、ん？あれ？って思うの・・

「え？あれ・・涼介先生、知ってる？
　宏太と光＿＿知ってるの？」


「あ。。あれ？？言ってなかったけ？
　侑李君は、２人の母校だからこの学校に
　したんでしょ？」


「ん。そぅ。」


「ふふ。オレもね〜、ここの出身なんだよ〜。
　宏太さんはもう卒業しちゃってたけどー
　ヒカさんは、オレの事可愛がってくれた
　先輩でね、とっても仲良かったんだ。」

「え〜〜。。そぅなんだー・・。
　しらなかったぁー・・。」

「ふふふ。宏太さんには...
　伝説みたいのがあってさ〜。」

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