俺がパパになるなんて､､､【橙】

✐０５ ページ7

ジェルside



立ち止まったあの日から


あっという間に1週間がたった



今日こそはと、少し気合いを入れて


あの日と同じように並木道を歩いていく


葉っぱの緑がもうほとんどなくて

赤や黄色に染まっていた


子供達の声が聞こえてきた


またフェンスの中で無邪気に遊ぶ子供達を見る



すると、

璃「あのっ、、前の方、、ですよね、、？」

ジ「え？あ、そうです！」

璃「また来てくださったんですね！中、入ります？」

ジ「いいんですか、？」

璃「ぜひぜひ！子供達もきっと喜ぶと思いますよ！」

ジ「じゃあ、少しだけ､､､」


門の方へ行くと


小さな看板らしきものが、、、




ずっと幼稚園だと思っていたその場所は









・









・










・










＿＿＿児童養護施設だった＿＿＿







・






児童養護施設なんてドラマでしか見たことない




こんなにも近くにあったなんて､､､



じゃあここは、、、


親から虐待とかを受けてた子供達もいるのか、？


こんなこと人生で触れることなんてないと思ってたから



戸惑いながらも



璃「どうぞっ！」



その門をくぐった。

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