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「なかなか分かってるじゃないか!目的の、豆腐の角で頭をぶつけて死ぬ自○法は失敗したのだけど」
太宰さんは少し不満そうに溜め息をつく。
堅豆腐を作った目的はそれだったのか。
一応それも自○法の内に数えているのは不思議だが。
「それだけ堅くてもか。豆腐の角をもっと鋭くする必要があったんだろうな」
「だけど痛いのは嫌い」
「あぁ、そう云えばそうだったな」
確かに痛いのは嫌いだと、前に太宰さんが云っていた記憶がある。
だとすれば——
「ちょっと、すみません!」
唐突に敦くんが私達に声を掛ける。
「さっきから何気に聞こえてくる会話が、
敦くんは私と太宰さんを見比べて、混乱している様子だ。
そんな敦くんの肩に、太宰さんは手を置くとにっこりと笑った。
「この場のツッコミは君だけだよ、敦君」
「そうでしたね!」
敦くんはヤケになって叫び、頭を抱える。
随分と元気じゃないか。
「・・・・・・ん?私は
時間差で違和感に気付いてそう聞いてみると、敦くんは首を傾げながら云った。
「
隣で太宰さんが思わずといったように吹き出す。
ボケているは酷くないだろうか。
そんな
「私はまだそんな歳じゃ無いぞ。おばあちゃんになるのは何十年か後だな」
太宰さんが今度はお腹を抱えて笑い出した。
楽しそうなのは良いが、何故笑っているのかを教えて欲しい。
「敦君、そういう時は天然と云い給え」
太宰さんはそう云いながらも、まだ声が地味に震えている。
「そうです!Aさんは偶に天然なんですよ!」
「ふむ、異論ありだな。私の何処が天然だ。ちょっと・・・・・・討論しようか、敦くん」
非常に不服だ。
だが原因を特定しなければ、此の儘天然というレッテルを貼られるのも困る。
私が目指しているのは強い人間であって、断じて天然ではないのだから。
そして取り敢えず、ずっと笑っている太宰さんも止めて欲しい。
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風と衣(プロフ) - Rio*さん» ありがとうございますm(_ _)mゆっくりと休ませて頂きます!今コロナ感染も多くなっておりますので、この時期の体調の変化にはお気を付け下さい!コメントは励みになるので、嬉しかったです(*^^*) (2022年7月14日 9時) (レス) id: 11e2fd2044 (このIDを非表示/違反報告)
Rio*(プロフ) - しっかり休んでくださいね😢ご自分のペースで更新頑張ってください!! (2022年7月14日 0時) (レス) id: 31d091d700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風と衣 | 作成日時:2022年7月10日 0時