楽しみは準備から ページ34
___次の日 お泊まり会2日目
今日は密かに楽しみだったお出かけの日。
でも午前中は部活があるから、出かけるのは午後からになる。
今は部活へ行くために植物園へトレイ先輩と向かっている。
「それは楽しみだな、気をつけて行くんだぞ?」
『はい…』
「おはよう、トレイくんにAくん!今日も実に美しいよ!ところで、さっきは何を話していたんだい?」
「ルーク、おはよう。本当は聞いていたんだろう?」
「オーララ、まさかバレているとは…流石薔薇の騎士だ!」
相変わらずのルーク先輩に少し怖気づいたのは内緒にしておいた。
部活が終わって一旦オンボロ寮に戻って財布やバッグを取りに帰る。
服はエースが着替えないで良いと言われた為、実験服の状態でハーツラビュル寮に戻った。
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______ハーツラビュル寮 ゲストルーム
どうやらエースたちは少し遅く終わったようで、僕が帰ってきた頃に帰ってきていた。
そこからシャワーを浴びて今は着替え中。
「おっ、俺のだからぶかいけど…でもいい感じじゃん!」
『ほんと?あ、ありがとう…』
日記にも書いたけど僕はお出かけは全然しない。
それはおしゃれな服を1着も持っていないわけで、今日はエースの服を借りていく。
だから着替えないで良いと言ったのか、と1人で納得する。
かなりぶかいから、オーバーサイズでもおかしくない服にしたらしい。
おしゃれに詳しくない僕はエースが何に迷っているか分かんなかったけど…
今日は先輩たちは行かずに1年生だけでお出かけになる。
僕とエーデュースが着替えているのをグリムは急かしながら待っていた。
着替え終わった後にすぐに外出許可を貰い、4人で鏡の間へ向かう。
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_______鏡の間
「じゃあ行くか!」
「全く、待ちくたびれたんだゾ!」
「Aは楽しみか?」
「うん…!」
そうして僕たちは鏡に吸い込まれた。
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???絵が上手になりたい???(プロフ) - 色々と好きです。口調とかもちゃんと合ってるし、内容も面白いのでもっと伸びるべきだと思います。憧れです。これからも応援させて頂きます。頑張ってください! (2023年2月23日 22時) (レス) @page7 id: 9ad4f58c08 (このIDを非表示/違反報告)
何でも神という人 - 神、クルーウェル先生の口調あってると思いますよ?違和感感じませんでした、とってもいい内容ですごいと思っています!これからも頑張ってください (2023年2月20日 12時) (レス) @page45 id: 7833b75180 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翠彗(すいすい) | 作成日時:2023年1月8日 17時