*30話 ページ30
彼方さんの事が好きだと分かってしまえば早いもので、
不思議なことに彼の言葉や行動全てにキュンとしてしまう。
「A、、?」
こうして名前を呼んでもらえるだけで顔が火照る。
や、さっきまで平気だったのに凄いな。自覚って。
そして全国のそらなーさんに刺されそうで怖い。
結ばれたいなんて思ってないけど。
両思いになりたいとか思ってない。決して思ってないから。
「しーぃーたーけーーー!!!」
『ひゃいっ!?』
「驚きすぎでしょ」
くくく、と笑う彼方さんにだって〜、と口を尖らせる。
急に大声出されたら驚くよ、誰でも。
「で、どうする?」
『えっと…』
やばい。全然聞いてなかった。
彼方さんはそんな私を見てニヤッと笑った。
…聞いてなかったこと分かって言ってるな。
『…もう一回言ってください』
「ごめんなさい、は?」
『…ごめんなさい』
「そんなんじゃ、そらるさん許せないなあ。」
『は、』
一体何を言ってるんだこの人は。
じゃあどうしたら良いんですか、と訊いたら彼は口角を更に上げた。
「ごめんニャン」
『…は?』
「って言って。」
『…は?』
「そしたら許す。」
『ごめんニャン』
「棒読みは許しません!可愛くやりなさい!」
『お母さんかよ。』
おいおい、今ので良いだろ(泣)
『可愛く…か』
「そそ。」
あー、もう、恥を捨てよう。
『…ご、ごめんにゃさい、にゃん』
あ、普通に間違えた(白目)
だめだ、これは可愛くねえわと思い彼方さんの方を見る。
「〜っ!!」
やっぱりだめだ、口に手を当てて顔を真っ赤にさせてる。
これって笑いを抑えてるんだよね、多分。
「さ、さっき言ってたのはね……」
あ、行けてたらしい。
なぜだ…?
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千風凛(プロフ) - 茉莉さん» 優しくないっすw (2019年7月15日 18時) (レス) id: 1e7a2b862f (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - 千風凛さん» ありがとうございます(T^T)優しいです、、、 (2019年7月15日 16時) (レス) id: 297d89d9f6 (このIDを非表示/違反報告)
千風凛(プロフ) - 茉莉さん» www無理したらだめですよ (2019年7月1日 7時) (レス) id: 1e7a2b862f (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - ふらわぁさん» リプ遅れてごめんなさい!コメントありがとうございます!頑張ります! (2019年7月1日 7時) (レス) id: 570bf2a7a1 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - 千風凛さん» めっちゃリプ遅れてごめんなさい!ごめんなさい、思ったより忙しくて、、、合作出来ないです。 (2019年7月1日 7時) (レス) id: 570bf2a7a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茉莉 | 作成日時:2019年3月14日 17時