縫い合わせの奇妙な冒険

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あー、あーう……暇なう。

今、人形の服を作っているのだが……暇。

目の前にはコーヒ片手に新聞を見ているブチャラティさん。

その隣にずーっと下を向いているアバッキオさん。

目の下にはクマができている。

実は数分前ぐらいに2人は起きてきたのだ。

ブチャラティさんはいつもどうりだった。

横髪がはねていること以外は。

1番驚いたのはアバッキオさんだ。

起きたてほやほやだから髪がテレビからでてくるあれにそっくりだった。

私と同じ人がいるとは…。

世間はひろいのねσ(-ω-*)ﾌﾑ

ナランチャ)「あー、ひまだぁー……。どっか遊びに行きてーよォ…」

ミスタ)「こうもヒマだとよォ…なんか外に行きてーなぁ」

同感であるが…外は嫌いだ。

人がいっぱいいるから。

ブチャラティ)「……そうだな。…今日の晩飯の食材もきれているし…。よし、近くのショッピングに行くか」

ナランチャ)「さっすがブチャラティ！」

ぴょんぴょんと飛び跳ねるナランチャさんとミスタさん。

……あまり、私は乗り気ではありませんが…。

しぶしぶ裁縫道具をなおし、身支度をととのえて…。

ついて行くことにしました。

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