・続続々・ ページ22
___…
その夜に決行する事にした。
大我には、先に家に行ってもらってる
「ここだな…」
そっと室内に入り、聞き耳を立てる
大我「音寧をもう傷付けないでください」
母親「なんのこと?私達は、正しく育つように教育してるだけよ」
大我「もう、証拠もあります。正直に言わなければ…」
父親「な、なんだ…それは!」
大我「見て分かりませんか?銃ですよ」
母親「ひっ…」
大我「知っての通り、京本家はポートマフィアの傘下です。勿論、あなたがたも」
父親「だ…だからなんだ!マフィアに家庭事情は関係ないだろ!?」
「関係ありますよ」
母父「!?!?」
「こんばんは、ポートマフィア首領補佐官森Aです。名前くらいは…聞いた事がありますよね」
母親「そ、そんな人がなんの用?」
「処分ですよ…確かに音寧ちゃんの事は家庭事情なので、首を突っ込むのは間違いですが…
あなた方は…マフィアでの規約違反を犯しています」
父親「な、なんの事だ!!」
「クスリ、大我から聞いて、詳しく調べましたが、あなた方は…密輸販売、買収をしていたそうですね。これは立派な規約違反。処分対象なので…この場で死んでいただきます」
父親「お、俺は警察だ!直ぐに仲間を呼んで逮捕するぞ!」
「面白いご冗談だ。そんな事すれば、あなた方の悪事がバレますよ?」
父親「くっ…」
「…大我」
大我「なんですか?」
「殺りなさい。貴方の手で」
大我「分かりました」
「あ、その前に…」
私は怯えきってる夫婦に近づく。
「お前ら、子供をなんだと思ってんだ。完璧に育てるようにしつけ?ふざけんじゃねぇよ。音寧ちゃんがどれ程辛かったのか、わかるのか?」
母親「あ、貴方に何がわかるの!!」
「お前らが完璧じゃないくせに子供に理想押し付けてんじゃねーよ」
母親を蹴り飛ばす。
「マフィアが何言ってんだと思うかもしんねーけど、私身内の子供への愛情に関しては五月蝿くてね」
どれだけ、問題児でも…どれだけ聞き分けが悪くても…自分の子供に愛情を捧げないなんて言語道断。それは…私が愛情を受けて育ち、この世界ではいつ死ぬか分からないからだと思う。生きてる間は、本当に愛情をかけたい。
「大我、撃ちな」
3発の銃声が鳴り響く。
彼らは肉の塊と化した
「音寧ちゃんなら、マフィアの本部で中也と一緒に居るはずよ。迎えに行きなさい」
大我「Aさん…ありがとうございました」
大我は頭を下げて、部屋を出ていった。
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作者名:Maya☆ | 作成日時:2019年8月26日 21時