・間違い・ ページ19
＿＿＿…
あれから､しばらくしたら学校ではテスト週間に突入した｡
テスト週間に入ったという事は…センセイの分身授業が始まるという事｡とりあえず､寝ます((
殺｢Aさん！！起きてください！｣
｢いや､センセイ私と中也に分身回すなら他の奴の分身増やせよ…私達いる？｣
殺｢念の為です！！｣
｢だって､中学の内容とか入ってんだって｣
殺｢なら､私も手伝ってください！さすがに1人で2人を除く28人教えるの体力居るんですよ！｣
｢へーへー｣
私と中也は仕方なく､教えに着くことにした｡
けど､どこか皆落ち着かない｡焦っているようにも見えた｡
きっと､暗殺の事だろう…今回の私の件もあり､焦ってしまっているのかもしれない｡あの後､みんなは私達をまた受け入れてはくれたが…あの暗殺は少し刺さったのだろう｡少し申し訳無いことをしたと感じてしまう一方で､私達の世界では普通の事だと感じてしまう｡
普通の事とはいえ…今回､私も2代目のせいで焦っていたのも事実｡彼らは､それ以上の焦りがあるだろう｡プロでさえ､ああなるのだから
｢カエデ､今は勉強､勉強｣
茅野｢あ､あぁ…ごめん！｣
｢いいよ､分かるよ…その焦り｣
焦る10月＿センセイの暗殺期限まで5ヶ月を切った｡冷たくなった風が､その焦りを一層掻き立てるような気がする｡
中也｢A｣
廊下から手招きをする､中也｡仕事の電話だろうか｡
中也｢今日の夜､仕事だ｣
｢分かった｡どこをやるの？｣
廊下に出て､みんなの集中を切らさないように小声で話す
中也｢椚ヶ丘の傘下だ｣
｢ってなると…あのカジノ？｣
中也｢おう､岩組から裏が取れたらしいぜ｣
｢流石ね｡作戦は帰ってから立てよう｣
中也｢あぁ｣
廊下で2人で会話をしていると､後ろに気配が
太宰｢さぁ､二人共話が終わったなら教室に戻りたまえ｣
そこには､“濡れた”太宰が｡
コートも､髪も､包帯も…全て濡れてる
｢また…いい加減､入水して学校に遅れるのやめんか｣
中也｢手前､美女と心中が夢なんだろ｡さっさっと見つけて死ねよ｣
太宰｢私だって､そうしたいさ｡けど､中々見付からなくてねぇ…って事で､A心中しない？｣
｢するか！！なんで､そんな｢あ､今夜飲み行かない？｣のテンションで言うの！？｣
太宰｢私にとって自 殺は日課だからね｣
中也｢川底に沈んで一生起き上がってくんな…｣
｢はァ…お前はとりあえず全身乾かしてこい｣
どうして､あいつは中々死なないのだろうか｡
生命力､ゴッキーなのか？否､それ以上だ
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作者名：Maya☆ | 作成日時：2019年8月26日 21時
