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＿＿＿…
(灰谷兄弟の兄の方と付き合ってるの…?
どこからそんな噂出てんの…？
まさかホテル見られた？保健室か？いやけど､教室ではそんなの騒がれてなかった｡
｢…どうして？｣
(あ､いや…この間二人が歩いてるの見たんだ｡あと今日､保健室に2人で向かうのが見えて…)
｢付き合ってはないですよ｡この間は…恐らく体調悪くなった時に助けて頂いた時か､それとは別に偶然出会ってたまたま一緒の目的地だった時かですね｡
今日は先輩から呼び出された時に助けて頂いたんです｣
(脅されたとかじゃない？大丈夫？あの兄弟のいい噂聞かないから…)
｢…噂だけで判断しないで欲しいですね｡あの二人は無闇矢鱈に人を殴るような人じゃないですから｣
(あ､ああごめん！つい､気になって…
じゃあ､今彼氏とかは…)
｢居ませんよ｡お恥ずかしながら今までお付き合いの経験はないんです｣
特定の相手と付き合った経験がないって事だけどね。
(じゃ､じゃあ…)
田中君が頬を赤らめて口を開いた時､近くの路地裏から鈍い音がして人がこちらに向かって投げ出された｡血だらけでほぼ意識を失ってる｡
(ひっ…！)
『誰のシマでそんなイキがってんの〜？なぁ？』
続いて出てきた人影は､先程まで話題に出ていた人物だった｡
(は､灰谷…蘭…！？)
蘭｢あ？って…A？｣
蘭が田中君の声に反応してこっちを見る｡顔には返り血､手には警棒｡昼休みに会った時の服装じゃなくて黒を基調にして袖の部分には白で文字が書かれている｡
もしかして特服？チームに入っていたのか｡
田中君はビビって尻もちついてる｡数分前の自分の発言思い出して欲しい｡だっさ｡
蘭｢…隣の男だれ｣
｢生徒会で一緒の人｡そんなことより､蘭｡怪我は？｣
蘭｢ねえよ｡ちょっと待ってろ､すぐ終わらせるから｣
｢ソイツ､もう意識ないけど？無駄にそんな奴の返り血つけても蘭が汚れるだけだよ｣
ハンカチを取り出し､蘭の顔についた血を拭き取る｡
蘭｢…じゃあこんくらいにしとくか｣
蘭はそう言って警棒をしまった｡
｢それ特服？似合ってる｣
蘭｢当たり前だろ〜？俺と竜胆でカスタムしたんだから｣
.
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Maya-舞彩-(プロフ) - ゆさん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (
レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - 結菜さん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - ルズさん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます！テンポがよくて読みやすく、とても引き込まれる作品で、楽しく読ませていただいておりました！今後のご予定もあるとか…是非こちらでまた拝読させていただけたらなと思います。これからも素敵な作品お待ちしてます(*^^*) (2022年1月4日 22時) (レス) @page50 id: 1f3bc36824 (このIDを非表示/違反報告)
結菜 - 占ツクで後日談書いて欲しいです。楽しく読ませていただきました←面白すぎてほぼ一気読みした人。ま、まぁ、これからも頑張ってくださいね♪ (2022年1月4日 19時) (レス) @page50 id: 0aa820f2fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maya-舞彩- | 作成日時：2021年12月11日 21時
