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＿＿＿…
｢へぇ､2人ともバイクに乗られるんですね｡あ､荷物ありがとうございます｣
竜胆と共に駐輪場に向かうとバイクに跨る蘭の姿が｡
バイクよりもタクシーとか乗ってるイメージあった｡
蘭｢うわ､猫被りモードに戻ってんじゃん｣
竜胆｢切り替えやば｣
｢ん？｣
蘭｢あー悪い悪い｡
とりあえず､後ろ乗れよ｣
蘭は悪びれもせずへらへら笑いながら自身の後ろに乗るように促される。
｢他の子にもこうやってやってらっしゃるの？｣
蘭｢はっ､んな訳ねぇだろ｡わざわざこうやって俺から出向いてやるのもオマエが初めてだわ｣
｢あら､それは嬉しい｣
蘭｢ぜってー今の言い方思ってねぇだろ〜？｣
｢さぁ？どうかしらね｣
竜胆｢目の前でそのやり取り見せられる俺の気持ちにもなってくんね？｣
ため息をつきながら自身のバイクに跨る竜胆｡
私も蘭の後ろに跨る｡見られてもクラスの連中の前で恩を返すために約束していたって言ってるし､この二人なら“仕方ない”で済まされるだろう｡
｢一応聞いていい？｣
蘭｢あ？なんだよ｣
｢ヘルメットとかは…｣
蘭｢ねーよ｡だから､しっかり捕まっとけよ〜｣
｢…竜胆､私の命の保証はあるかしら？｣
竜胆｢まあ…大丈夫だろ｣
｢その間が怖いのだけど…？｣
流石にまだ死にたくないんだけど｡お願いだから安全運転して欲しい｡振り落とされないように蘭に強くしがみつくように手を腰に回す｡
蘭｢じゃ､行くかー｣
音を立てて走り出したバイク｡風が顔に直撃して思わず目をつぶってしまう｡冬場とか絶対寒さで表情筋死ぬ｡
段々とスピードに慣れてきてそっと目を開けると､よく見る景色のはずなのにどこか違うように見えて新鮮だった｡
何考えてるかわかんないし､ただの遊び相手のうちの一人でしかないのに今までのヤツよりも断然楽しいと感じている時がある｡
たまにはこんなのも悪くない｡
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Maya-舞彩-(プロフ) - ゆさん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (
レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - 結菜さん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - ルズさん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます！テンポがよくて読みやすく、とても引き込まれる作品で、楽しく読ませていただいておりました！今後のご予定もあるとか…是非こちらでまた拝読させていただけたらなと思います。これからも素敵な作品お待ちしてます(*^^*) (2022年1月4日 22時) (レス) @page50 id: 1f3bc36824 (このIDを非表示/違反報告)
結菜 - 占ツクで後日談書いて欲しいです。楽しく読ませていただきました←面白すぎてほぼ一気読みした人。ま、まぁ、これからも頑張ってくださいね♪ (2022年1月4日 19時) (レス) @page50 id: 0aa820f2fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maya-舞彩- | 作成日時：2021年12月11日 21時
