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＿＿＿…
(そこの可愛い君〜､オレと遊ばね？
体験したことないような事教えてあげるよ)
放課後､用事の帰り､ダッサイギャル男に声をかけられた｡
ファッションセンス壊滅的､顔も中の下…いや､良くて下の上か｡スタイルも特別良いわけじゃない｡
よくその見た目で私に声を掛けてきたな…
流石にこんな男にまでついて行く程飢えている訳ではないし､寧ろ今は蘭のせいなのかおかげなのか欲は満たされている｡
まあ飢えていたところでこんな奴にはついて行かないけど｡
とりあえず､ここは無視でいいや｡ナンパなんて良くあること｡けど､この誘い方は顔が良くても100%有り得ないのにこんな顔なら200%有り得ない｡
(無視は酷くね〜？あ､もしかして照れてるとか？かわいい〜！大丈夫､怖いことはしねえよ｡だから､な？)
そう言って腕を掴んで来る時点でアウトなんだよ｡
ナンパは男が
ギャル男を睨んでから手を振り払う｡
(なあ､俺が丁寧に話かけてんのにその反応はなくね？)
ギャル男が不機嫌さを顕にしてくるが､無視して歩くのを進める｡
(おい！調子乗んなよ！)
｢…ナンパするならその見た目と技術どうにかしてきなさいよ｣
あまりにも執拗いので思わず本音が漏れる｡
そう言うとギャル男はカッとなったのか手を振りあげてくる｡
その腕を誰かが止めてくれて､そのままギャル男を殴り飛ばす｡
ギャル男の後ろから出てきたのは金髪に水色のメッシュを入れた丸メガネ＿＿＿灰谷弟､竜胆だ｡
竜胆｢邪魔｣
(り､竜胆さん…！)
竜胆｢聞こえなかったのか？邪魔｣
(ひっ…)
冷たい目線でギャル男を睨みつけ､私の腕を優しく引いてその場から連れ出してくれる｡
竜胆｢怪我は？｣
手を離し､此方を振り向く弟君｡
よく見ると手には買い物帰りなのか､見た目に似合わずスーパーの袋を持っている｡料理するの？可愛い奴だな｡
｢お陰様で｡ありがとね､危うく彼奴の象徴を潰しそうだったよ｣
竜胆｢…助けなくて良かったかもな｣
｢酷いな〜けど､助かったよ｡にしても弟君､料理するの？｣
竜胆｢竜胆でいい｡まあ､オレと兄ちゃん二人暮らしだし兄ちゃんしないから｣
｢確かにアイツはしなさそう〜｣
.
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Maya-舞彩-(プロフ) - ゆさん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (
レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - 結菜さん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - ルズさん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます！テンポがよくて読みやすく、とても引き込まれる作品で、楽しく読ませていただいておりました！今後のご予定もあるとか…是非こちらでまた拝読させていただけたらなと思います。これからも素敵な作品お待ちしてます(*^^*) (2022年1月4日 22時) (レス) @page50 id: 1f3bc36824 (このIDを非表示/違反報告)
結菜 - 占ツクで後日談書いて欲しいです。楽しく読ませていただきました←面白すぎてほぼ一気読みした人。ま、まぁ、これからも頑張ってくださいね♪ (2022年1月4日 19時) (レス) @page50 id: 0aa820f2fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maya-舞彩- | 作成日時：2021年12月11日 21時
