Episode60 ページ10
※時間ちょっと戻ります
左馬刻side
Aは乱数に引っ張られて行ってしまった
仕方がなく、ショーのあるという特設ステージに行く
するとそこはもう人が多すぎて、吐き気を覚えるほどだった
1番後ろにいることにしたが、果たしてここからあいつが見えるのだろうか…
初めは他の女たちが服を着てランウェイを歩き、ポージングする
1回照明が落ちて、アナウンスが入ったかと思うとあいつが舞台袖から飛び出したきた
おどおどした表情ではあるが、スカートを軽やかにひらめかせながら歩いてくる
こっちに来るにつれて、だんだん姿がはっきりしてくる
いつもはしない、化粧
アイシャドウやチークの色があいつの白くてキレイな肌をより魅力的にしていた
グロスが塗られた唇はぷるぷるで、今すぐにでもキスを落としたい
そして、何より、髪をポニーテールにしていた
いつだか、あげてる方が可愛いって言ったのを覚えていたのだろうか…
やっぱりものすごく可愛かった
折り返し地点まで来るとが顔がはっきり見え、向こうも俺を見つけたのか、目が合った気がする
俺は左手を口元に添えて口パクで『かわいい』と言った
それが伝わったのかどうかは知らねぇけど、あいつはふわっと優しく笑った
ほっぺたが上気して、より一層可愛さが増す
そんな顔を見ていると…久しぶりに心臓がぎゅっと掴まれたような感触
はぁ…
あいつはどれだけ俺を惚れさせれば気が済むんだよ…くそっ
俺が可愛いと思うものは周りの奴らも同じらしく、あちこちからため息や歓声があがっていた
俺の女だ、ばーか沈めっぞとか思うが、とりあえずは可愛いあいつに免じて許してやろう
…モデルとか反対したけど、それで可愛いあいつが見られるなら…とか考えちまう盲目すぎる俺だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 441人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すある(プロフ) - 秋桜さん» すみません、コメント今気が付きました！ありがとうございます…！そう言っていただけてほんとに嬉しいです...！こちらこそ更新亀ですみません.......！ありがとうございます…！ (2019年5月5日 1時) (
レス) id: b2e5500aea (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - すあるさんの書くお話がとても好きです！ですが、お体が大事なので無理のない程度に更新をしてください(;＞_＜;)いつまでもお待ちしてます(*´▽｀) (2019年4月30日 20時) (レス) id: 217d5b7b33 (このIDを非表示/違反報告)
永山レイ - 続編も面白いですね！いつも応援してます！あと、名前変換されていない様な…？ (2019年2月9日 19時) (レス) id: 8fe17a7b31 (このIDを非表示/違反報告)
みーな - こんにちは。いつも楽しく拝見しています！すみませんが名前が変換できません(´；ω；`) (2019年2月9日 12時) (レス) id: 89e5ce11a8 (このIDを非表示/違反報告)
☆アスカ☆(プロフ) - こんにちは。名前変換が出来ず「あかり」のままです (2019年2月9日 7時) (レス) id: 2ce4f3e031 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すある* | 作成日時：2019年2月9日 1時
