Episode54 ページ4
A「…最初で最後の女って…なんか…プロポーズみたい」
そう言って笑うと左馬刻はものすごく呆れたような顔をした
…その顔が若干赤い
え、待って
待って待って待って
A「え…?え?え?!」
左「みたいじゃないって言ったらどーすんだよ」
A「え、あ…」
嬉しいとか嬉しくないよりも…
A「知り合って1ヶ月の女に結婚申し込んで大丈夫なんですか…」
左「…は?」
A「いや、だって!展開が早すぎるというか?!まだ知り合って1ヶ月くらいですよね?!なんなら付き合って数日ですよね?!え?!」
…ほんとそうなんだよ
何よりそう思ってしまった
この人大丈夫なんだろうか…
左「サラッと敬語に戻ってんじゃねー」
そう言ってデコピンされた
A「いたっ?!」
左「…別にお前がいいって言ってんだよ…もはや同棲状態だし今更だろ」
A「…だ、だって…」
左「んで?」
そう言って左馬刻は私に顔を近づけてきた
鼻がぶつかりそうでお互いの髪が絡まるくらいの距離
ほんとに左馬刻はかっこよくてそれだけで心拍数が異常なほど増加する
左「お前は俺と結婚する気はねぇのかよ」
A「…こんな、私のどこが好きですか…左馬刻にとっての私は何…?」
左馬刻はちょっと驚いたように目を見開いて言った
腰に回されていた腕の力が強くなる
左「…んなの、全部好きに決まってんだろ
…記憶があるとかないとか、お前がどこの誰だとか…んなの俺には心底どうでもいい…俺はお前の存在が好きなんだよ」
今、ものすごく…顔が赤い気がする
左馬刻に名_前で呼ばれた時じ同じくらいに真っ赤な気がする
自分で聞いておいて、どこが好きかと言われるとものすごく恥ずかしいんだな…
しかも全部、とかいう爆弾落としてくるし…
左「なんなら…一生一緒にいてもいいと思うくらいにお前のことは好きだ」
A「…そこまで言われたら、断れないなぁ…」
言いながら涙て出てくる
悲しいからじゃない、嬉しくて嬉しくて涙が出てくる
この人に、愛されたい
この人と、私は一緒にいたいんだ
左「元々お前に拒否権はねぇーよ」
A「…断るつもりもなかったけどね」
左「…めんどくせぇ奴」
そう言ってまた左馬刻は私の唇にキスを落とした
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すある(プロフ) - 秋桜さん» すみません、コメント今気が付きました!ありがとうございます…!そう言っていただけてほんとに嬉しいです...!こちらこそ更新亀ですみません.......!ありがとうございます…! (2019年5月5日 1時) (レス) id: b2e5500aea (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - すあるさんの書くお話がとても好きです!ですが、お体が大事なので無理のない程度に更新をしてください(;>_<;)いつまでもお待ちしてます(*´▽`) (2019年4月30日 20時) (レス) id: 217d5b7b33 (このIDを非表示/違反報告)
永山レイ - 続編も面白いですね!いつも応援してます!あと、名前変換されていない様な…? (2019年2月9日 19時) (レス) id: 8fe17a7b31 (このIDを非表示/違反報告)
みーな - こんにちは。いつも楽しく拝見しています!すみませんが名前が変換できません(´;ω;`) (2019年2月9日 12時) (レス) id: 89e5ce11a8 (このIDを非表示/違反報告)
☆アスカ☆(プロフ) - こんにちは。名前変換が出来ず「あかり」のままです (2019年2月9日 7時) (レス) id: 2ce4f3e031 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すある* | 作成日時:2019年2月9日 1時