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Episode64 ページ14

A「素人レベルの手当でしかないからちゃんと病院行きなよー…」
左「おー」


救急箱をしまいに行こうと立ち上がったんだけど左馬刻に手を引っ張られてソファに座った
正確には左馬刻の足の間だけど

左「お前もう寝んの?」
A「え、うん」

そう返すと左馬刻は立ち上がって私の手を引っ張って寝室に連れ込んだ
向き合うような体勢で横になる

A「左馬刻…?」
左馬刻は私を両手で抱き寄せると肩に顔をうずめてきた

A「どうしたの…?」
左「…欲求不満」

そう言う左馬刻の耳がちょっと赤い

…そんなこと言ったら私だって欲求不満だ
今触れられてるということがものすごく嬉しいもん
私も左馬刻の体に手を伸ばして抱き返すと左馬刻が小さなうめき声をあげた

A「あ、ごめんっ」
思わず手を離す
…背中も痛いのかな…なんか悪いことしちゃった

左「問題ねぇわ…むしろ離すな」
A「でも」
左「いいから…ほんと離すなよ」

そこまで離すなを強調されると私だって離したくはないという本心が芽生える
さっきよりずっと気を付けて優しく抱き返す


左「…普段だったらめちゃくちゃにしてやんのに」
なんて言われるからさすがに顔が赤くなる
左「…流石にいてぇ」
A「無理しないのー」
左「してねぇだろーが」



A「…ほんと死んじゃダメだよ」
左「おー」
A「久しぶりに帰ってきてくれたと思ったら左馬刻ボロボロだし…」
左「悪かったって…ってなに泣いてんだよ」
A「うるさいな、泣いてないよ」
左「いや、泣いてんだろ」
A「…安心しただけだよ」



左「…A」
名_前を呼ばれてそっちを向くと優しくキスされた
左「好きだ」
A「ん…私も、大好きだよ」



手の中の大切な人を失わないように
私は左馬刻を抱きしめる手にちょっとだけ力をいれた

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設定タグ:ヒプノシスマイク , 碧棺左馬刻   
作品ジャンル:恋愛
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すある(プロフ) - 秋桜さん» すみません、コメント今気が付きました!ありがとうございます…!そう言っていただけてほんとに嬉しいです...!こちらこそ更新亀ですみません.......!ありがとうございます…! (2019年5月5日 1時) (レス) id: b2e5500aea (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - すあるさんの書くお話がとても好きです!ですが、お体が大事なので無理のない程度に更新をしてください(;>_<;)いつまでもお待ちしてます(*´▽`) (2019年4月30日 20時) (レス) id: 217d5b7b33 (このIDを非表示/違反報告)
永山レイ - 続編も面白いですね!いつも応援してます!あと、名前変換されていない様な…? (2019年2月9日 19時) (レス) id: 8fe17a7b31 (このIDを非表示/違反報告)
みーな - こんにちは。いつも楽しく拝見しています!すみませんが名前が変換できません(´;ω;`) (2019年2月9日 12時) (レス) id: 89e5ce11a8 (このIDを非表示/違反報告)
☆アスカ☆(プロフ) - こんにちは。名前変換が出来ず「あかり」のままです (2019年2月9日 7時) (レス) id: 2ce4f3e031 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すある* | 作成日時:2019年2月9日 1時

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