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Episode63 ページ13

開いた口が塞がらない、というのはほんとにこういう状況のためにある言葉だと思う

A「え、これ…なんで…」
左「…なんか変な奴らに絡まれた…」
A「変な奴らって…」
銃「あ、立花の関係者ではないですよ…ほんとにそこらへんのチンピラです」

ただ、と彼が続ける
銃「人数がちょっと多かっただけです」
A「…何人?」
そう言いながら左馬刻のほっぺたを包み込むように撫でると彼は私を軽く見ながら、20と言った


A「…むしろそれでよく生きてられたな…」
左「うざったくて途中でマイク使いそうになった」
A「それはダメ」
銃「私はたまたま通りかかってここまで連れてきただけなんですよ…まだ仕事の途中だったので、すみませんこいつのこと手当してやってください」

そう言うと入間さんは左馬刻をソファに転がすと部屋を出ていった

A「…ばか」
左「いてぇ…くそ、口の中きれてやがる」
A「…ちょっと見せて」


…基本はかすり傷程度なんだけど、腰に大きな痣と腕に刺傷みたいなのがある
これが1番痛そうだ

A「腰痛い…?」
左「痛くて歩くのしんどいわ…」
A「そっか…にしても珍しいね…左馬刻が変な奴らに捕まるの…大抵の人は逃げてくじゃない」
そう言うと左馬刻はふっと顔を逸らした

A「なんか、隠してる…?」
左「…チッ…銃兎巻き込んで嘘ついた意味がねぇ…」
A「…教えたくないなら…別に構わないけど」
左「多分立花の関係者だろ…懲りずにお前のこと攫おうとしてるんだろうな…家の周り監視してやがったからボコッた」
A「なんで1人でいくかな…」
左「…傷つくのは俺だけでいい」


…私は、嫌なんだけどな…
左馬刻が傷つくのは嫌なんだけどな…
そう言ったところで困らせるかな…

なんて思っていると、するっと指が絡めれて左馬刻が顔を近付けてきた

左「それにお前に看病してもらうのは俺だけでいい」

そう言ってちょっと笑った顔がかっこよくて顔に熱が集まる


ほんとにこの人は…!!


A「私が看病する前提なのか…」
そう言って悪戯っぽく笑い返すと、してくれねぇのかよ、と拗ねた返事が返ってきた

久しぶりだからか、普段とは違うようなペースで会話が進んでいく
その時間がすごく心地いい



A「…してあげるに決まってるでしょ」

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設定タグ:ヒプノシスマイク , 碧棺左馬刻   
作品ジャンル:恋愛
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すある(プロフ) - 秋桜さん» すみません、コメント今気が付きました!ありがとうございます…!そう言っていただけてほんとに嬉しいです...!こちらこそ更新亀ですみません.......!ありがとうございます…! (2019年5月5日 1時) (レス) id: b2e5500aea (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - すあるさんの書くお話がとても好きです!ですが、お体が大事なので無理のない程度に更新をしてください(;>_<;)いつまでもお待ちしてます(*´▽`) (2019年4月30日 20時) (レス) id: 217d5b7b33 (このIDを非表示/違反報告)
永山レイ - 続編も面白いですね!いつも応援してます!あと、名前変換されていない様な…? (2019年2月9日 19時) (レス) id: 8fe17a7b31 (このIDを非表示/違反報告)
みーな - こんにちは。いつも楽しく拝見しています!すみませんが名前が変換できません(´;ω;`) (2019年2月9日 12時) (レス) id: 89e5ce11a8 (このIDを非表示/違反報告)
☆アスカ☆(プロフ) - こんにちは。名前変換が出来ず「あかり」のままです (2019年2月9日 7時) (レス) id: 2ce4f3e031 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すある* | 作成日時:2019年2月9日 1時

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