Episode61 ページ11
Aside
乱数の展示会から帰ってくるとんでもない疲労感で襲われたので晩ごはんも早々に私だけ寝ることにした
A「おやすみ…」
左「おー」
左馬刻side
あいつが寝たのを確認すると、俺はベランダに出て煙草に火をつけながらとある電話番号を押した
銃「…んだよ、せっかくの人の休日邪魔するなイキリヤクザ」
左「誰がイキリヤクザだ、砂にすっぞこの悪徳警官」
銃「要件はなんだよ…」
左「んなの聞かなくてもわかるだろーが」
銃「そうだったな、俺がばかだったわ」
左「お前、前に資料くれただろ…あれを」
銃「…ちょっと待て」
左「んだよ、人の話遮ってんじゃねぇぞ」
銃「お前があの資料読んだのか…?」
左「なんか悪ぃかよ」
銃「あの資料、かなり量あっただろ?あれ全部読んだのか?」
左「別にいいだろ、話続けっぞ…あれ見て思ったんだがよ、お前はもう話しに来なくていい」
銃「…は?」
左「俺が全部片付ける」
銃「待て、左馬刻。お前どういうつもりだよ」
左「…あいつに、これ以上昔のこと触れさせたくねぇんだよ」
銃「その気持ちは分からなくもないが…」
左「ただ…、あいつがどこの誰なのかだけは教えてやってくれ…なんで星合の家に拾われたのかも」
銃「それ以外はどーすんだよ…立花の問題とか色々あるだろ」
左「それはもうお前のテリトリーだろ…とりあえずブタ箱ぶちこんで、洗いざらい吐かせりゃいい…そういうの得意だろ?」
思わず鼻で笑ってやる
銃「お前なぁ…また俺が何日寝られなくなるだ思ってるんだ…」
左「まぁ多少は手伝ってやっからよ」
銃「お前が警官の俺と協力して手伝えることなんてなんもないだろ…」
銃兎が電話の向こうで思いっきりため息をついた
しばらく沈黙が続き、俺は煙草をふかした
銃「何者なんだよ、あの女」
左「…あ?」
銃「お前がここまで本気な女、今まていたかよ」
左「…俺だってどこに惚れたかよくわかんねぇわ…でもなんか…傍に置いておきてぇんだよ」
銃「この前会って思ったが、お前相当溺愛してるよな…」
左「んだよ、別にいいだろ…」
銃「あの碧棺左馬刻をそこまで骨抜きにする女ねぇ…」
左「…銃兎、てめぇ変なこと考えてねぇだろうな」
銃「失敬な…ただ興味がわいただけだよ」
左「ならいいけどよ…じゃあ切るわ」
銃「おー…」
空を見上げると、星が瞬いていた
俺はそれを見ながら、もう1本煙草を取り出した
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すある(プロフ) - 秋桜さん» すみません、コメント今気が付きました!ありがとうございます…!そう言っていただけてほんとに嬉しいです...!こちらこそ更新亀ですみません.......!ありがとうございます…! (2019年5月5日 1時) (レス) id: b2e5500aea (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - すあるさんの書くお話がとても好きです!ですが、お体が大事なので無理のない程度に更新をしてください(;>_<;)いつまでもお待ちしてます(*´▽`) (2019年4月30日 20時) (レス) id: 217d5b7b33 (このIDを非表示/違反報告)
永山レイ - 続編も面白いですね!いつも応援してます!あと、名前変換されていない様な…? (2019年2月9日 19時) (レス) id: 8fe17a7b31 (このIDを非表示/違反報告)
みーな - こんにちは。いつも楽しく拝見しています!すみませんが名前が変換できません(´;ω;`) (2019年2月9日 12時) (レス) id: 89e5ce11a8 (このIDを非表示/違反報告)
☆アスカ☆(プロフ) - こんにちは。名前変換が出来ず「あかり」のままです (2019年2月9日 7時) (レス) id: 2ce4f3e031 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すある* | 作成日時:2019年2月9日 1時