[ハイキュー]甘えん坊京治君ぱーと3[赤葦京治]

82.過去話 ページ6

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A「私の親は私と姉に虐待をしていたの。








父親も母親も……









姉は私をかばって骨折なんかしょっちゅうだった









私とリエーフ家とは家が隣同士で近所付き合いが良かったから良く出掛けてた。









……デパートテロ事件とか知ってる？」









京「…約20000人中約10000人が亡くなった…」









A「うん、そう。









その中に姉と両親とリエーフ家の両親も入ってる。









姉が死ぬ前に本当は私が死ぬハズだったの」









私の目から静かに涙が出てきた









A「私に銃を向けてきてそのまま早く引き金を引いていれば姉は死ななかったのに








……姉は私を庇って亡くなった…







テロのヤツらは私の心臓目掛けて打ってきた。








けど庇った姉のせいで的がズレ姉は背中から心臓にかけて痛感し、私の脇腹にかすった。







だから私が姉を殺した同然なの………









リエーフは姉が好きだった。









恋愛的に。









私はリエーフの大切な人を殺したの。









私はそのために引っ越したのに……









リエーフ着いてきて引っ越すし。









だからリエーフには会いたくなかった。









………今のかすり傷の跡……」









ウェストに巻いてある包帯をｼｭﾙｯと取る









A「今じゃ大分治ってきたよ








事件当日脇腹に半径2cm程の溝あったし……w」






京「前着替えてるときには包帯してなかったよな？」









A「あれは包帯切れてたからでっかい絆創膏？みたいなのでカバーしてたw




うまい事、京治には視界に無かったぽいねww」









京「………ありがとう……そんな辛い過去話してくれて……それと月島との…ごめん」







京治は静かに頭を下げた









A「えっちょっ頭上げてよ⊃⊃」









京「いや、あんな酷い事言って頭下げない分けにもいかない。」








A「……じゃぁ今から夜明けまで緒にいて、それなら良いでしょ？」









京「…………わかった」







京治はポカーンとした顔からすぐにくしゃっと笑った

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