会長 suto-ri- 03 ページ4
コンコン
『失礼します…?』
会長寝てる。起こしちゃ悪いな。
会長は、3年生。すごく女子に
人気がある。
女子からは、 なーくん・ななもりくん などと呼ばれている。
『きっと、予算の事かな。
会長もお疲れでしょうし、私が
済ませておきましょう』
な「ん…Aちゃん…?」
『あっ、会長おきましたか?
おはようございます。』
な「ん。おはよう。あっ予算…」
『予算の事なら、先程終わらせて
おきました。』
な「ありがとう、今日は予算の
事だけだよ。」
『そうですか。では、私は帰りますね
……会長?』
な「待って…。Aちゃんに
話したい事があるんだ。」
『?…なんですか?』
な「Aちゃんの事が好きです。
俺と付き合ってください」
『…私も会長の事は好きですよ。
でも… そういう 好きとは
違うので…………
ごめんなさい…』
な「そっか…。ごめんね、急に。
今日は帰っていいよ」
『はい。ありがとうございます。』
帰る用意をして、校舎を出た。
り「お姉ちゃーーーん!!!!!!」
『りーぬくん!』
赤井りいぬくん。家が近所で
小さい時からずっと一緒。
私の事をお姉ちゃんと呼ぶ。
り「聞きたい事があるんだけどいい? 」
『うん。いいよ!』
り「ありがとう!えっと…花言葉
なんだけど。
桜の花言葉ってなーに?」
『桜の花言葉は、 優美な女性
だよ。』
り「そうなんだ!お姉ちゃんにぴった りだね!」
『そんなことないよ!』
こんな話をしながら今日は
家に帰った。
でも、会長が私の事を好きだった
なんて、思いもしなかったな。
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作者名:ねおん | 作成日時:2018年9月26日 20時