夏祭り ページ15
、
梓祇Aside
タッ、タッ、タッ──
梓「はっ、はっ、はっ…＿＿」
こんなに髪型に時間かかるとは思ってなかった、早くしないと遅刻しちゃう！
.
.
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梓「っは、ぁ…！ゆめおさんっ！！」
夢「あっ、はい……？！」
っはー！ギリセーフかな、？
それにしても、急ぎ過ぎて絶対髪も服も乱れてるよね…うぅ、せっかくセットしてきたのに…水の泡じゃん。
梓「あの、遅れてすみませ………夢追さん？」
ゆめおさんがこっちを見て固まっちゃった…。
もしかして…私、何か変かな？！
夢「へ？あ、いえっ……と、ても綺麗だなぁ、と」
梓「えﾞ…」
夢「あﾞ…す、すみません無礼な事を…」
私は衝撃な一言に耳を疑った。
あの夢追さんが私を綺麗って…？そんな、何かの言い間違いじゃ…
夢「……… ///」
梓「っ…」
ゆめおさんは口を手で隠しているが耳まで真っ赤だ。
そんなん、勘違いするじゃんか…。
この気持ちを消し去る為に私は話を逸らそうとした、だが。
梓「ゆ、夢追さんも…浴衣、かっこいいですね… ///」
むりだった…。
.
.
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話しずらいまま屋台を回ること数分。
ぐーっ…
梓「ひゅっ…、すみません……」
走ったからかお腹鳴っちゃった…恥ずかしいよーっ！
夢「ふ、ふ…www」
梓「そんな静かに笑わないで下さいよ！！」
夢「す、すみませんw。……何か買いましょうか…くっw」
まだ笑ってるし…。
梓「もー……あ！あの焼きそば美味しそう！！
あれ、買ってきていいですか？」
夢「良いですよ、僕も一緒に買おうかなぁ」
梓「なんか不思議ですよね、いつもだったら食べたい気分にならない食べ物もこういった行事だと食べたくなるやつ！」
夢「分かります！あるあるですね、他にもいろいろ見て回りましょうか」
梓「ふふ、何があるか楽しみ〜」
梓祇ちゃん視点で長くなりそうなのにゆめおさんも作ったらどうなっちゃうんだろう…！！
取り敢えず書いてから考えますっ☆ ( ( 殴
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作者名：切見四季 | 作成日時：2024年1月27日 23時
