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第三十六話 老婆の心配事 ページ37

「はい。ご存じの通りイグノランスは魔力があってもそれを運用する機能がございません。こうしてたまに他の魔女から子供を引き取り育てイグノランスの魔女として生まれ変わりをさせます」

「・・・ふーん。それでも儀式レベルが限度なの?」

「はい。元々イグノランスは戦闘向きの魔女ではなく魔法を生み出す事に特化をしていますので」


「そうなんだ・・・本題に入ろうと思ってけどナーシャ・イグノランスがもうイグノランスの魔女じゃないってわかっただけで収穫だわ。どうりでめちゃくちゃな魔法を扱えたのね」

「イグノランス魔女には本来魔力を運用する機能がありませんがイグノランスとの縁を切ることで外づけではありますがある程度ならば機能はつけられます」

「そう・・・縁を切ったのならナーシャとは連絡は取ることは難しいわね」

「お役に立てず申し訳ありません」

「かまわないわ」

はぁと大きなため息をつく

「それにしてもやはりユーグスタクト様はいつ見ても驚くほど綺麗な顔立ちをしていらっしゃられますのね」

「会ったことあるの?」

「ユーグスタクト様の寿命は通常の魔女の何倍もあります。私が始めてユーグスと様にお会いしたのはのはまだ10のころでしたから200年程前でしょうか?」

「・・・そう・・・」

「えぇ。とても美しい女性でした」

「でも訂正させてもわらうわ。必ずしもユーグスタクトは長生きするとは限らない。自分の魔力の大きさに耐えられなくてすぐ崩壊したのもいたって聞いているもん」

「魔女とは随分機能が違いますのね」

「それは私も不思議なの。ユーグスタクトの魔女とはいったいなんなのか。本当に魔女なのかって」

「イグノランス家の過去の文献にもユーグスタクトの名はどこにも記されてはいません。多分他の魔女の家を訪ねても同じでしょう」

「かまわないわ。お城の方にいろいろあるから分からなければそれを読むわ」

「はい・・・アストリッド・ユーグスタクト」

「なに?」

「気をつけなさい。これからあなたを取り巻く環境はあまりよくないものになる」

「忠告?」

「いいえ、老婆の心配事ですよ」

「なら大事に胸にしまっておくわ」

第三十七話 ステファニーとルネット→←第三十五話 イグノランス家



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ストゥアート(プロフ) - 昔少女さん» コメントありがとうございます。更新頻度は遅いですが、楽しんでいただければ幸いです。これからもよろしくお願いします。 (10月22日 14時) (レス) id: df3bdd8f8f (このIDを非表示/違反報告)
昔少女 - あなたの生み出す想像の世界を私も漂っています。 (9月17日 15時) (レス) id: f6820b1fd8 (このIDを非表示/違反報告)
ストゥアート(プロフ) - エリザさん» ありがとうございます。今週は期末試験期間なのでほとんど更新ができませんがこれからもよろしくお願いします。 (2016年7月25日 20時) (レス) id: df3bdd8f8f (このIDを非表示/違反報告)
エリザ - 更新まっています(^_^)/~ (2016年7月25日 11時) (レス) id: fa956406d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ストゥアート | 作成日時:2016年7月4日 21時

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