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第三十五話 イグノランス家 ページ36

街外れの郊外
雑木林に囲まれたその中にそれあった
小さな洋館にはツタがからまり手入れがされていないことがよく分かる
メイドに案内されリビングに通されたアストリッドはソファーでくつろぎながらその人を待っていた

「おまたせしました。イグノランス家へようこそいらっしゃいました。ユーグスタクト様。お目にかかれて光栄です。このようなお姿で大変申し訳ありません。お許しください」

車椅子に乗った老婆が現れる

「そんなに待ってないわ。あながた元当主のリーベヒル・イグノランスね」

「えぇ。現当主はまだお披露目前なので全てのことはまだ私が執り行っています」

「そう。前にも会ったけど、私はアストリッド・ユーグスタクト。13代目のユーグスタクトの魔女よ」

立ち上がりローブをそっと持ち、膝を曲げお辞儀をする

「今日はどういった用件でしょうか?」

「聞きたいことがあるの。ナーシャ・イグノランスはあなたの血縁?それとも外から?」

「あの子はイグノランスが始まって以来の天才魔女です。私の娘、ですがもう縁は切りました。あれの正式なイグノランスの資格はもう剥奪しました」

「どうして?」

「天才過ぎて一度我らイグノランスを断絶させようとしました」

「・・・おねーちゃ、はい!」

「・・・?」

アストリッドの前突然幼い少女が現れ満面の笑みで花束を差し出した

「これ、サミュエル。お客人の時は来てはならんと言っておるだろう。それにこの方は我らのような魔女が気安く話しかけてはなないお方だよ」

「ごめんなさい、お婆様。でも綺麗にお花を作ったの、でね、おねーちゃんが来たのが視えたからあげるの!」

「ありがとうサミュエル」

お花を受け取りサミュエルと呼ばれた少女の頭を撫でる

「じゃあ私はあなたにこれをあげるわ」

「・・・これなぁに?」

アストリッドが生み出した雪の結晶を不思議そうに眺める

「雪の結晶よ。あなたにあげるわ」

「ありがと、おねーちゃん!」

「サミュエル、もうお部屋にいきなさい」

「はーい」

トテトテと走り去る少女の後姿を目で追う

「我らのような魔女があなた様に粗相をしでかし申し訳ありません」

「別に気にしてないわ。あの子が現当主ね?外の子なのね」

第三十六話 老婆の心配事→←第三十四話 庭園でお散歩



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ストゥアート(プロフ) - 昔少女さん» コメントありがとうございます。更新頻度は遅いですが、楽しんでいただければ幸いです。これからもよろしくお願いします。 (10月22日 14時) (レス) id: df3bdd8f8f (このIDを非表示/違反報告)
昔少女 - あなたの生み出す想像の世界を私も漂っています。 (9月17日 15時) (レス) id: f6820b1fd8 (このIDを非表示/違反報告)
ストゥアート(プロフ) - エリザさん» ありがとうございます。今週は期末試験期間なのでほとんど更新ができませんがこれからもよろしくお願いします。 (2016年7月25日 20時) (レス) id: df3bdd8f8f (このIDを非表示/違反報告)
エリザ - 更新まっています(^_^)/~ (2016年7月25日 11時) (レス) id: fa956406d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ストゥアート | 作成日時:2016年7月4日 21時

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