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第二十二話 アミエリタ ページ23

「・・・」


「・・・」

魂の回収を果たすため痕跡をたどるとそこには少し年上の黒髪の少女がいた。
異国の服に身を包み突然の侵入者であるアストリッドを驚いたように見つめている。
アストリッドもアストリッドで知らない少女がいて対応に困り固まっていた

「・・・可愛い魔女ね。私に会いに来てくれたの?」

鈴のような静かな声で尋ねられる

「・・・・・・」

「目的の物はここにはないわ・・・ねぇ、私はアミエリタ。アミタっていうのよ。小さな魔女さん、あなたのお名前は?」

「・・・アストリッド・・・」

「アストリッド・・・じゃあリッドね!」

「え?」

「リッドって素敵な響きだと思わない?だからリッドよ。可愛いでしょう?」

ぐいっとアストリッドに顔を近づける。
アミエリタの鮮やかなオレンジ色の瞳にアストリッドの困惑した顔が映る

「綺麗な色の瞳と髪ね。ねぇリッド。私とお友達になってくれる?」

「・・・わ、私は、魔女よ・・・に、人間となんか、友達になれないわ」

鮮やかなオレンジ色の瞳に見つめられようやく声を出すアストリッド

「リッドが魔女だって知っているわ。私はそれでも構わない。だって私の友達には魔女もいるんだもの」

「・・・でも」

「それとも私のこと、嫌いかしら?」

「・・・わ、わからない・・・」

不安そうに尋ねられ、アストリッドの答えを聞き少し悲しそうな顔をする

「私ね、ここからでられないの。だから友達欲しい。リッドだったらこの結界を簡単に破って会いに来てくれるわ」

「・・・」

「こっちに来て?」

アミタはベッドに座ると自分の横をポンポン叩いた
座れ、ということらしい
おとなしく横に座る

「ねぇリッド。この世界で一番素敵なことはなんだか分かる?」

「っ・・・」

脳裏に浮かぶのはいつも優しい笑顔で接してくれた自分と同じ顔の女性。
甘い香りにやわらかくあたたかな思い出。
大好きな人が良く聞いていたのと同じ質問を聞かれ息を飲む。

「・・・あ、あなた、なにもの、なの・・・?」

「アミタよ。昔ね、ある人と出会ってね、こう聞いて来たの。その魔女はあなたと同じ髪の色だったわ」

「・・・アミタは、なんて答えたの?」

「生きること。生きてそして知らない誰かと、世界中の人と友達になることって答えたわ。そしたらその人はなんて言ったと思う?」

第二十三話 優しい人→←第二十一話 ユーグスタクトとは?



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ストゥアート(プロフ) - 昔少女さん» コメントありがとうございます。更新頻度は遅いですが、楽しんでいただければ幸いです。これからもよろしくお願いします。 (10月22日 14時) (レス) id: df3bdd8f8f (このIDを非表示/違反報告)
昔少女 - あなたの生み出す想像の世界を私も漂っています。 (9月17日 15時) (レス) id: f6820b1fd8 (このIDを非表示/違反報告)
ストゥアート(プロフ) - エリザさん» ありがとうございます。今週は期末試験期間なのでほとんど更新ができませんがこれからもよろしくお願いします。 (2016年7月25日 20時) (レス) id: df3bdd8f8f (このIDを非表示/違反報告)
エリザ - 更新まっています(^_^)/~ (2016年7月25日 11時) (レス) id: fa956406d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ストゥアート | 作成日時:2016年7月4日 21時

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