占いツクール
検索窓
今日:50 hit、昨日:5 hit、合計:1,260 hit

第十三話 戦闘 ページ14

エミリーは階段から飛び降りアストリッドに向け斧を振り上げた。
冷静に斧の軌道を読み取り鎌の柄で応戦する。斧と鎌がぶつかり金属音を上げる

「!!」

驚き目を見開くがすぐ後退をして安全な距離であり自身の射程距離でもあろう場所に下がるエミリー。
それに対しアストリッドは高速で魔術式を口ずさむだけだった。
しかしそれだけでアストリッドを中心に光球が12程現れエミリーに向け発射された。
砲弾を回避し、避け切れない弾を斧で弾く。
弾を弾いた斧は溶けた。
その間にアストリッドは後退をして、全身を使い大規模魔術式を編みあげる

「あらまぁ、これは使えなくなりましたわね」

冷静に使えなくなった斧を放り捨て懐からハンマーを取り出す

「魔術を使うところを見ると呪術師、でしょうか?それならば封印石狙う意図が理解できます」

「呪術師と一緒にされるなんて心外ね。いいわ、もっと面白いのを見せてあげる」

構築途中の術式を解除し鎌を持たない方の手を頭上に突き出した

「ユーグスタクトに導かれし哀れな魂よ。ユーグスタクトの名のもとに蘇れ!」

アストリッドが放つ魔力波が空間を揺らす

「・・・この規模の魔力・・・あなた、魔術師ですね?魔術師とあらば私も魔術で対応を致しましょう」

エミリーは鎌とハンマーを放り投げると虚空に陣を描き出した。
両者から放たれる魔力が互いに干渉し、そこそこ広いはずの広間の壁を軋ませる。
それだけ濃密な魔力が空間を満たしていく

「あら、あなた魔術師なのね?」

「私は主にお仕えする身。魔術の一つ使えなくてどう致しますか」

「そうよね、そうでなくちゃ楽しくないわ。でも魔女の気まぐれが生み出した魔術師を殺すのは気が引ける。殺さない程度に遊んであげるわ!」

赤いローブの中からドロリと粘性を持つ漆黒のナニカがアストリッドの足を伝い地面に広がる

「魔術師相手に力の出し惜しみなんて勿体ないわ。せっかくだもの。遊び相手になってくれると嬉しいわ」

漆黒の液体はそれ自身が意志を持っているかのように地面に広がり、そしてやがて漆黒の影を纏う者を生み出した。

「では私も。リオン、いらっしゃい!」

エミリーの陣の奥から獣の唸り声が聞こえたかと思うとそこから茶色の毛並みをした狼が現れた

「かわいいわね、リオンって言うんだ」

「私の使い魔です。あなたのソレも使い魔の類いとお見受けいたします」

「うーん、使い魔とは違うんだけどなぁ・・・まぁいいわ、やっちゃいなさい!」

第十四話 館の主→←第十二話 グレディ家の使用人



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定キーワード:オリジナル , 魔女 , キャラ指定あり , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ストゥアート(プロフ) - 昔少女さん» コメントありがとうございます。更新頻度は遅いですが、楽しんでいただければ幸いです。これからもよろしくお願いします。 (10月22日 14時) (レス) id: df3bdd8f8f (このIDを非表示/違反報告)
昔少女 - あなたの生み出す想像の世界を私も漂っています。 (9月17日 15時) (レス) id: f6820b1fd8 (このIDを非表示/違反報告)
ストゥアート(プロフ) - エリザさん» ありがとうございます。今週は期末試験期間なのでほとんど更新ができませんがこれからもよろしくお願いします。 (2016年7月25日 20時) (レス) id: df3bdd8f8f (このIDを非表示/違反報告)
エリザ - 更新まっています(^_^)/~ (2016年7月25日 11時) (レス) id: fa956406d7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ストゥアート | 作成日時:2016年7月4日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。