32.美亜の秘密 ページ33
ジ｢いつもここで昼食べてたんやけど...｣
由｢それ私達に関係ありませんけど｣
それは確かにそうだけど...
あの時の橙野先輩は警戒心剥き出しだった気がする
よっぽどの事だったんじゃないかな？
ジ｢ま、まあ...昼飯くらい平和に食べたいやんか｣
...ああ、なるほど
『つまり、今までバレなかったのに、私達によって露見するのが怖い...と？』
ジ｢そういうことや｣
お昼の時間は大事だし、女子に追い回されたくないよね。
真｢それなら、これ以上誰かに言ったりしないので心配要りませんよ｣
折角美亜が教えてくれたのに...
まあ仕方ないか
美｢これだから兄さんが嫌いなんだよ((ﾎﾞｿｯ…｣
ジ｢あ、兄さんって誰なん？｣
橙野先輩が聞くと、美亜は眉間にシワを寄せて、苦々しく笑った。
美｢...月崎志麻です｣
由真ジ｢『ぇぇえええええ！！？？』｣
あの志麻先輩に！？妹...！？
でも、落ち着いて美亜を見れば確かに顔立ちが似ている。少し切れ長な菫色の瞳は月崎先輩と瓜二つだ。
...美亜の方が背高いかm(((※美亜は170cm
美「苗字が違うのは、私の希望。母方の苗字で高校行きたいなと思って」
ジ｢まーしぃの...妹...｣
橙野先輩はショックのあまり放心状態になっている。
由梨と真梨が随分静かだと思って横を見れば、2人でスマホの画面と美亜を交互に見ていた。
...待って、目が怖い
当の美亜はというと...
美｢...はあ。｣
こうなるって分かってたから言わなかったんだけど...というようなわかり易い呆れ顔。
『...な、なんかお疲れ様...』
こ｢ｷﾞｬｱｱｱｰｰｰ！！！！...やだあぁぁ！｣
階段の方からころんくんの大声が響いてきた。
さ｢大人しくしろ〜｣
な「るぅとくんやっちゃえ」
こ「え゛っ...ｷﾞｬｱｱｱｱー！！
...」
紫丘先輩の不穏な言葉のすぐあと、またころんくんの絶叫が階段に響き、沈黙。
ころんくんの声で目が覚めたのか、真梨と由梨、橙野先輩は、ん？というような表情で屋上の扉を見ていた。
ジ「あの感じじゃ、なーくん達と鉢合せたんやろな」
橙野先輩が誰にともなくぼそりと呟いた瞬間、屋上の扉がキィーッと軋んで、紫丘先輩、さとみ先輩、ぐったりしたころんくんを担いだるぅとくんが現れた。
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夢女子S氏(プロフ) - 後藤姉妹がアホすぎて可愛くみえてきた,,,病院いってこようかな (2021年8月12日 9時) (
レス) id: 59c0caef7c (このIDを非表示/違反報告)
しろもち。(プロフ) - 夢女子S氏さん» こんなコメント頂いちゃったら頑張るしかない (2021年7月30日 22時) (レス) id: 950259c2c4 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - もっと、はやく見つけたかった,,, (2021年7月24日 3時) (レス) id: 040462337c (このIDを非表示/違反報告)
しろもち。(プロフ) - ヨゾラ。＠空色さん» 王子様方には是非ときめいていただいて...ｽﾔｱ... (2021年1月31日 12時) (レス) id: 950259c2c4 (このIDを非表示/違反報告)
ヨゾラ。＠空色(プロフ) - 我、1つ前のアカウントで見させてもらっていた身なんですが、また最初から読もおもて、読んでたら無意識のうちに「さとみ先輩...((((ﾊｧﾄ」ってときめいている自分がいた (2021年1月29日 23時) (レス) id: 434d8da963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろもち。 | 作成日時：2020年5月24日 22時
