検索窓
今日:21 hit、昨日:7 hit、合計:4,357 hit

Quest1 ページ1

??「あっ、あのっ…」

そらる「ん?何ですか?」

??「僕と契約してください…!」

そらる「…は?」

夜の街を散歩してた俺に突然話しかけては、契約?

白髪で赤い瞳をして、魔法使いを彷彿させるような衣装。

??「魔法使いになって欲しいんです。」

そらる「魔法、使い?」

??「僕の名前はまふまふです。」

そらる「え、待って。俺が魔法使いになるの?」

まふ「はい。」

まふまふと名乗る人は、俺に魔法使いになって欲しいみたい。

この世界、魔法なんて存在しない。

まふ「そらるさんが魔法使いになってもらわないと、僕困るんです…」

そらる「なんで!?」

まふ「次成功しなきゃ上司に殺されますぅ…」

そらる「上司?俺に与えられてる選択肢は?」

まふ「ひとつ、契約する。ふたつ、契約せずそらるさんが死ぬ。」

待て待て待て。なんで俺死ぬんだ。

まふ「僕を知った人で契約破棄したら口止めとして殺されるんです。」

んだよ。結果俺契約しないと死ぬのかよ…

まふ「えっ!いいんですか!!」

そらる「俺何も言ってないけど…?」

まふ「それくらい魔法で何とかなります!」

なにそれ、心を読む魔法なんてあるの。

そらる「便利だな。それ。」

まふ「でしょ?なってくれますか?」

そらる「ならざるを得ないよな。」

契約しないと俺は死ぬんだろ?

まだ生きてたいし。

まふ「あっ、目…閉じてて下さいね?」

そらる「なんで?」

まふ「別に見たいならいいですけど。」

言った刹那、頬にあたたかいものが。

そらる「ちょっ…まふまふ……!?」

まふ「だから目を瞑ってって言ったじゃないですか。」

そらる「はぁ…そうだな。」

まふ「仕度はいりません、行きましょ!」

そらる「え?」

まふ「Öffnen Sie die Tür」

あまりの眩しさに目を閉じた。

Quest2→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:AftertheRain , 甘党加湿器 , そらまふかしつき   
作品ジャンル:ファンタジー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ショコラ・A | 作成日時:2018年1月14日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。