Story64 ページ24
・
・
―月日は流れ―・・・
満開の桜が咲く―・・・出会いと別れの季節、春。
・
・
秋「あったかいわね〜・・・さすが春・・・」
A「桜もちょうど良い感じに満開だし・・・」
倉間「・・・絶好の卒業式日和ってところか?」
そう、
今日は、
篤志お兄ちゃんの卒業式―・・・
・
秋「あっ・・・!!先輩方、外に出てきたよ、Aっ!!」
A「ほんとだ〜・・・!!」
突然秋に腕を掴まれ、ひっぱられる。
A「ちょっ・・・!!」
秋「・・・篤志先輩、探しに行くんでしょ?」
秋の笑顔に、私は頷いた―・・・。
・
・
*倉間Side
倉間「卒業式・・・か・・・」
Aと秋が卒業生の輪に入っていくのを見ながら、俺は呟く。
制服を着て、胸には『卒業おめでとう』の花―・・・
俺らも、来年こんな風に見送られるのかなって。
そんなことを考えて。
『―何ぼ〜っとしてんだよ、倉間―・・・」
突然掛けられた声に驚くことも無かった。
だって、その声は―・・・
倉間「・・・篤志にぃ」
リボンの巻かれた卒業証書を軽く掲げながら、
篤志にぃが俺に声を掛けて来た。
倉間「・・・ご卒業おめでとうございます、篤志先輩」
わざとかしこまった言い方で挨拶すると、篤志にぃは苦笑する。
篤志「何だよ、先輩をからかってんのか?」
倉間「俺は先輩として、敬意を述べたまでで〜す」
風が―・・・吹く―・・・
春の暖かな風が。
その風に吹かれ、桜の花びらがひらひらと散っていく―・・・。
校庭には桜吹雪のように。
・
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
187人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アラジン - どっちも!!っていう選択肢で、三人で同居!!って、どっすか? (2020年1月17日 20時) (レス) id: d6092fc1ee (このIDを非表示/違反報告)
合田美桜 - もう二人にはキュンキュンさせられてばっかです!(\・ ・*/) 私どっち何て絶対選べない! (2018年4月6日 19時) (レス) id: fc969c5b27 (このIDを非表示/違反報告)
伊勢天 - 感動しました! (2017年12月24日 16時) (レス) id: 7c89436af4 (このIDを非表示/違反報告)
月風ほのか(プロフ) - 私だったら同い年君の方選ぶかな〜?( 〃▽〃)← (2017年12月21日 17時) (レス) id: 564400f237 (このIDを非表示/違反報告)
ネイ(プロフ) - 最後の選択はどっちも!!って言いたいなー(笑)だってどっちも大切な人にしたから、この3人で居るの好きだなっていうの共感しました!!!!! (2015年11月8日 9時) (レス) id: 1a34b8513c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雨雪ありん** | 作成日時:2012年1月11日 17時