Story67 ページ27
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倉間「Aっ・・・お前、いつまで待たせるんだよっ・・・!!」
A「ごめんなさ〜い!!まだ準備が出来てないの〜っ!!」
篤志「・・・Aは相変わらずだな・・・」
―そう、今日は例の花火大会当日―・・・
まだこんな時間だ、と油断していたら、2人は待ち合わせ時間より早く来て―・・・
そして慣れない浴衣に手間取っている始末。
A「ったく、なんで30分も前に来るのよ〜!!」
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倉間「・・・だそうですよ、篤志にぃ?」
俺は篤志にぃを軽くからかいながら言う。
篤志「・・・早く見たかったんだよ、Aの浴衣姿」
ぼそりと呟くように言った篤志にぃだったが、俺には聞こえてるぜ?
・・・実は俺も同じ気持ちだった―・・・なんて、
そんなの篤志にぃに気付かれてるに決まってるだろうな。
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A「はぁ・・・お、お待たせっ・・・!!」
篤志「・・・っ!!」
倉間「・・・っ、あ、え〜と・・・ほんと、お待たせ過ぎだろっ!!」
A「ごめんね〜!!・・・?どう、似合ってるかなぁ?」
―・・・不覚だったな、これは。
自分が思わず息をのんでいたことを、今知る俺。
倉間「・・・Aにしては、似合ってる方・・・?」
篤志「・・・馬子にも衣装?」
A「も〜っ!!倉間も篤志お兄ちゃんもひどい〜!!」
拗ねたように言うAはとても可愛くて―・・・
―似合ってるよ、その浴衣。
倉間「・・・冗談だ、ば〜かっ!!」
―久しぶりの2人との時間―・・・
俺の居ない間に、何か変わったか心配だったが―・・・
―『あの時』と変わらない笑顔がそこにあったんだ。
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アラジン - どっちも!!っていう選択肢で、三人で同居!!って、どっすか? (2020年1月17日 20時) (レス) id: d6092fc1ee (このIDを非表示/違反報告)
合田美桜 - もう二人にはキュンキュンさせられてばっかです!(\・ ・*/) 私どっち何て絶対選べない! (2018年4月6日 19時) (レス) id: fc969c5b27 (このIDを非表示/違反報告)
伊勢天 - 感動しました! (2017年12月24日 16時) (レス) id: 7c89436af4 (このIDを非表示/違反報告)
月風ほのか(プロフ) - 私だったら同い年君の方選ぶかな〜?( 〃▽〃)← (2017年12月21日 17時) (レス) id: 564400f237 (このIDを非表示/違反報告)
ネイ(プロフ) - 最後の選択はどっちも!!って言いたいなー(笑)だってどっちも大切な人にしたから、この3人で居るの好きだなっていうの共感しました!!!!! (2015年11月8日 9時) (レス) id: 1a34b8513c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨雪ありん** | 作成日時:2012年1月11日 17時