33絆 ページ35
阿伏兎「ったく、来てみれば もう(闘いが)始まってやがらぁ」
神威「楽しくなりそうだ...」
阿伏兎はため息をついた。
神流がさらわれた後、頭をフル回転し、
春雨第七師団の協力のもと
見事、神流がこの星にいることを突き止めた。
そしてこの星に降り立ち、見れば神流と
もう一人の女がいたと言うわけだった。
阿伏兎「見ろ、団長なんか思いっきり楽しんでんじゃねぇか」
そして神流に向かって叫んだ。
阿伏兎「神流ー、さっさと片付けようぜ。
俺、もう疲れたんだけど」
そう言う阿伏兎も 優しく微笑んでいた。
神威も、そして...洸も。
私は そんな彼らの笑顔を見て心が締め付けられた。
あのアルバムと同じ...みんなの笑顔。
私の、好きな...大好きな笑顔に。
こんな闘いの中、
笑顔でいられるみんながすごいと思った。
そうさ、闘わなければ何も終わらない。
終わらせることができないんだ。
みんなのためにも、自分のためにも、そして...
家族(村人)のためにもーーー。
神流はその笑顔につられるかのように立ち上がった。
ゆっくりと、力強く。
神流「...洸、
私は...闘えないこの身体に何ができる?」
そう聞いた。
洸「神流様。闘えない、なんてことはありません。
その左腕に輝くブレスレットは
あなたの力を封じるために封印されたモノ。
でも、封印されようが神流様の力は変わらない。
何も、変わらないのです」
前を見ると、神威と阿伏兎が天人と闘っている。
洸は続けた。
洸「闘えない、とそう思ってるから、
効力が強くなっていくんです。
神流様。後は気持ち次第です」
そう応える洸。まぶしい光で輝いていた。
そして、ボスに向かっていく洸。
洸「あなたなら、その壁をぶち破れる!!
そうでしょうーーー
神流様ァァ!!!」
その瞬間、神流の瞳は青く、さらに鋭く変わった。
ーーーピキッーー
ーーーーーー...パリンッッッーーー
神流 「ーーーありがとう。私は、まだ闘えたんだね」
青く輝くブレスレットは光を失い、
バラバラに砕けた。
神流「...もう、大丈夫だから。私は闘うよ」
そして、神流も ボスに向かって走り出した。
神流「この想い、
受け取りやがれぇぇぇ!!!」
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキー銀魂相性メンバー
沖田
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カピバラ´-ω-`)(プロフ) - 藍音さん» 最後までコメントして頂き、本当にありがとうございます! ちょこちょこ神楽などのキャラもだそうと考えています☆ その分神威達の出現率が低くなる場合が…!泣 地球編でも、こった 話を書くぞオオオ!! 次回作もぜひご覧下さい!! (2016年7月14日 16時) (レス) id: 117fc41f06 (このIDを非表示/違反報告)
藍音 - 次は地球が舞台ですか♪ とっても楽しみです♪ 神楽ちゃんとか出てくるんですか? (2016年7月14日 7時) (レス) id: d7bf34ca35 (このIDを非表示/違反報告)
カピバラ´-ω-`)(プロフ) - お待たせしました!!笑 天人を動かす洸…なんだか変な感じですが、やっぱり平和が一番ですね☆(・∀・) はい!!続編にもぜひ 来てください!!!!(*^▽^*) (2016年7月9日 14時) (レス) id: 117fc41f06 (このIDを非表示/違反報告)
藍音 - お久しぶりです♪ コウさんしっかり者ですね! 続編楽しみにしてます!!!!! (2016年7月8日 20時) (レス) id: d7bf34ca35 (このIDを非表示/違反報告)
カピバラ´-ω-`)(プロフ) - 藍音さん» 返信遅れてすみません!!!!(´;ω;`) 主人公の神威に対しては ただの恋愛ではないんですヽ(*´∀`)ノ 尊敬する人、としてなんですね(´ω` ) もうそろそろ完結です!! \( ˙ω˙ )/ (2016年7月1日 18時) (レス) id: 117fc41f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カピバラ´-ω-`) | 作成日時:2016年4月30日 23時