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に。 ページ4

「あ、手前、今日は学校行けよ」




『ウルセェ』




チッ、反抗期かよめんどくせェ




あの日、世界一の不良になる!!とか言っていた夢は何処へいったのか




「橘サンが心配してたんだよ...女に心配かけんな」




だらしねェ男だな....っていうか日に日にカッコ悪く見えてンのは俺だけかよ




『オマエにはかんけーねぇだろ...ウザ...』




「手前に言われたかねェわ」




開襟シャツにボンタンを身に付けている傷だらけのタケミチを一瞥して俺は玄関のドアを開けた。







『あー!Aじゃん!タケミチは?』




「知らねェ...今日もサボりじゃねェの」




目の前の眼鏡かけた男は山岸。タケミチの仲間らしい....俺には関係ねェけど。




『お前ら仲わりーよな』




「俺は一方的に罵倒されてるだけだ...あんなの相手にするだけ無駄だからな」




『スゲー辛辣』




悪かったな。








「....やべ、弁当忘れた」




最悪だ....いや、異能力使えばなんとかなるが...ここで帽子を出すのかよ




『花垣、弁当忘れたのか?』




「忘れてねェし....今から食うんだよ」




俺は鞄から帽子と午前中に使った教科書を取り出した。




「異能力『サーカス』」




端から見れば俺は鞄に突っ伏している馬鹿みたいに見えるが、異能力を発動させると文字の陳列が浮かぶ...まァそれを隠すためにしている。




『今日の弁当も美味そうだな..一口くれよ』




「その唐揚げと交換な」




『やっぱり嫌だわ(笑)』






クラスメイトと話ながら、俺は自分で作った卵焼きにかじりついた。




...うん、中原さんに教えてもらった卵焼き美味いな。

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Noa(プロフ) - めっちゃ好きです...!更新頑張ってください!! (2023年3月14日 17時) (レス) @page8 id: 6a8620f2f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しばまる。 | 作成日時:2023年2月26日 19時

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