#03 ページ5
その後、ご飯を食べ終わって、お父さんを見送って子供たちと遊ぶ。
暫く皆で遊んでいると、部屋にノック音が響いた。
貴｢はい。｣
メ｢失礼致します｣
入ってきたのは私の世話係のメイド。
目が合うと、にっこり笑った。
…どうしたんだろう。
メ｢相川様がいらっしゃいました。｣
貴｢わかったわ。すぐに向かいます。｣
私は子供たちに別れを告げて部屋を後にする。
３人は私のフィアンセについてで盛り上がっているようだ。
ごめん、まっててね。
リビングに戻ると、白い髪の男性が座っていた。
その横には綺麗な女の人とおかあさん。
母｢あ、A。いらっしゃい。｣
貴｢はい、お母様。｣
私はお母さんの隣まで歩いていく。
女性は凄く可愛らしく笑った。
鈴が鳴ってるみたい…。
女｢とても可愛らしいわ。
清楚で、年相応で…。｣
わ、凄い褒めてくれてる…。
あなたの方が清楚で綺麗です(真顔)
母｢ふふ、ありがとうございます。
ほら、A。自己紹介なさい。｣
貴｢はい、お母様。
はじめまして。真中Aと申します。｣
私は頭を下げる。
女性はニコニコと笑う。
女の私でも見とれてしまった。
女｢まぁ、12歳なのにとてもしっかりしてらっしゃって…。
ほら、真冬。｣
座っていた男の子は顔を上げる。
わ、綺麗な赤色の瞳…。
同じ赤色なのに。
私は赤の方の目を手で隠す。
男の子は私を見るとぱっと顔を明るくさせた。
ま｢A様！
お会い出来る日を心待ちにしておりました！｣
と、少し高い声変わり前の声で告げると、私に抱きついた。
女性が｢こらっ！｣と男の子を引き剥がした。
母｢ふふっ、予想通りでしたね。
大丈夫ですよ。ね？｣
貴｢は、はい。少し驚いただけで…。｣
笑いながら私に問うお母さんに私も笑顔で頷く。
女性はホッと胸をなでおろすと、｢自己紹介なさい！もー。｣と男の子のほっぺをつねっていた。
男の子は｢痛いですよー！｣と笑うと、私の前に出た。
ま｢相川真冬と申します。
どうぞお気軽に真冬とお呼びください。｣
そう言って膝をついた。
私は驚いて｢た、立ち上がって下さいまし。真冬様｣と腕を引く。
それを見てお母さんと女性は笑った。
女｢私たちはお茶してるから、
お2人で散歩でもしてきなさい。
きっと仲良くなれるわ。｣
私たちはお言葉に甘えて部屋を後にすることにした。
それにしても真冬様って、
私と初めて会ったはずなんだけど…。
なんでこんなに嬉しそうなんだろう。
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マフマフラー - 正直言っても良いですか?泣きましたガチ泣きですよ何してくれてんですか!感動しすぎてでもなんかちょっと寂しい気もして･･･感動の海に溺れてしまうんじゃないかと思いましたよ!ww (2017年11月24日 22時) (
レス) id: 99ecad74d7 (このIDを非表示/違反報告)
九尾(プロフ) - あーら@夜行性極めたいさん» ww (2017年9月8日 7時) (レス) id: f37b99806e (このIDを非表示/違反報告)
あーら@夜行性極めたい(プロフ) - 九尾さん» まじですか！まふくんはどの話でも大概泣かせ役に回ってしまうという…← (2017年9月8日 7時) (レス) id: e59c7036a4 (このIDを非表示/違反報告)
九尾(プロフ) - あーら@夜行性極めたいさん» wwwですねwあの最後のまふくんsideのお話。あれ泣きそうになりましたね。はい← (2017年9月7日 23時) (レス) id: f37b99806e (このIDを非表示/違反報告)
あーら@夜行性極めたい(プロフ) - 九尾さん» そうなんですよね…。まふくんにもいい思いさせてあげないと！次にお預けということでお二人には許して貰いましょう。笑 (2017年9月7日 23時) (レス) id: e59c7036a4 (このIDを非表示/違反報告)
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