【刀剣乱舞】弱気＋小動物＝嫁の気配|дﾟ)ｶｯ←

第19刃　たろさ　と　じろさ ページ19

その後、倶利伽羅さんは満足したらしく、心なしかホクホクした顔で部屋を出ていきました

今は書類も書き終えたため、政府に言われた通り、鍛刀をしようと思い、近侍の清光を探しています

本当は、他の方でもいいんでしょうけど、私の場合、極度の人見知りなため少しでも付き合いの長い人が側にいてくれないとパニックになってしまうんです

キョロキョロと清光を探しながら歩いていると、不意に腕をつかまれ、一室に引きずり込まれました

「うぇ!?!?!?!?ごごごごめんなさいいい!!!私お金持ってないんですけど、命だけはぁぁぁ!!!」←

?「あっははははは!!誰も花の金なんて取らないよぅ!!面白い子だねーアンタは!!!」(ﾍﾞｼﾍﾞｼ)

?「次郎太刀、今のはあなたが悪いですよ。強引に花を引き込んだりなんかするから...(呆)」

「太郎兄ぃ...いや、大丈夫だよ。それよりも今現在、次郎姉ぇに叩かれてる肩が痛い(白目)」←


今、力強く肩を叩いてきているのは、次郎姉ぇこと、次郎太刀
立派な男の方ですが、花魁のような身なりをしているのが特徴です
お酒が大好きで、暇さえあればお酒を飲んでいるため、この人の周りはいつもお酒臭いです←


心配してくれている方は、太郎兄ぃこと、太郎太刀
ツヤサラの黒髪ロングヘアーに少し浮世離れした言動が特徴の静かな方です
次郎姉ぇのお兄さんとして、諫めることもありますが、よく次郎姉ぇに振り回されています←


ちなみにこのお二方、身長がものすごく高いんです
初めて、顕現した時は、ビビりまくって号泣＋清光の背中から離れないというちょっとした事件が起こり、大変でした

今ではすっかり慣れ、2人も私を妹のように慕ってくれているので嬉しいです

次郎「おっと、痛かったかい??すまなかったねぇ!!」

太郎「して、花。何か用があったのでは??」

「あ、そうだった!!清光を見てない??鍛刀をしたいんだけど...」

太郎「あぁ、確か彼なら厨にいたと思いますよ。」

厨??料理でもするのかな...??
何か清光が厨にいるって新鮮かも

「わかった。ありがとう、太郎兄ぃ!!じゃあ私行くね!!」

次郎「えぇー、もう行っちゃうのかい???」

太郎「次郎太刀、はうすです。気を付けてくださいね。花はよく転びますから」(ｸｽｸｽ)←

太郎兄ぃ、なにげ酷い...
太郎兄ぃが私に向けた笑みはとても優しげで、慈悲にあふれていました

少しの照れくささを残し、私は清光を捕獲すべく、厨へと足を運ばせました←

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