第46話 ページ48
Aside
石人くんとの歓迎会を無事に終えた頃には既に日が沈み、辺りが暗くなっていた。
みんなで歓迎会の後片付けをし食堂のおばちゃんにお礼を言ってから火薬委員会のみんなと共に各自部屋に向かうようにしていた。
その際に声をかけられ、兵助くんとタカ丸くんが部屋に送ってくれると言ってくれた。
だが俺の部屋は六年長屋であるため、二度手間になってしまうと思い丁寧にお断りを入れると少し心配そうな顔をされた。
俺はそんなに弱いと思われてるのか……と思いつつも2人と別れ部屋に向かうために廊下を歩く。
すると突然目の前に何かが通り過ぎていった。
視線をずらせば、柱に刺さる手裏剣。
少し息を飲み『誰だ！！』と声を張り上げると、影が逃げていった。
月明かりのみでは顔も分からないが、他の生徒に鉢合わせたら危険だと思い、止めるために影を追いかけるようにする。
小松田さんでさえ気が付かないとは……相当な手練なのだろう。
影が追いかけている俺に気が付き、手裏剣を投げてきたのを棒手裏剣で弾けば少し動揺している様子だった。
これでも独学で戦闘術を身につけているのだから、ある程度の体術などはできる。
走っているとやけくそになったのか、手裏剣を大量に投げてきた。棒手裏剣で弾いて足を踏み入れた瞬間、目の前に石が飛んできていた。
なるほど。石を誤魔化すために手裏剣で気を逸らしたのか。
そんなことを呑気に考えながら刻刻と近づく石と、本気で走り出していたため止まれない足がゆっくりと動いているような感じがした。
もうじき石が額にぶつかり、恐らく頭が切れ倒れるだろう。
今動いても石が当たるのは免れない。当たり所が悪ければ即 死だろう。
今は生徒たちは長屋に入っており、生徒たちに被害は無いはずだ。
当たれば出血多量であの世行きだろうな……と思い、そっと目を瞑ると、思った鋭い痛みが来ることは無かった。
そっと目を開けると、誰かの背中が見えた。
？「女の子に消えない傷を負わせるつもりか？」
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スイちゃんのご友人のご友人 - ドゾッ【輸血】三c⌒っ.ω.)っ ｼｭｰｯ (2023年2月2日 1時) (
レス) @page8 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんの姉貴的存在のご友人 - 最高(^^ω)輸血パックをください、、、、、 (2023年1月20日 22時) (レス) @page50 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
Spring(プロフ) - 雅さん>>素敵なコメントありがとうございます！面白いと言っていただけて嬉しいです！綾部くんと食満先輩かっこいいですよね……！☺️❤これからも沢山出していきたいと考えていますのでどうぞこの作品をよろしくお願いします☺️ (2022年9月1日 21時) (レス) @page40 id: bb9c13b2cc (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 私の推しキャラは、綾部喜八郎君と食満留三郎先輩ですね…😅💓他の上級生のキャラも良い☺️✨👍いちばんの中では、綾部喜八郎君ですね…😭(泣き恥) (2022年9月1日 20時) (レス) id: 3a6985dc21 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - コメント失礼します。Springさんが作成した忍たまの小説、読んだら面白くて、見入ってしまいました(笑)続きが気になるぐらい😅 (2022年9月1日 20時) (レス) @page17 id: 3a6985dc21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Spring | 作成日時：2022年8月30日 5時
