第33話 ページ35
Aside
『ありがとう……とても助かった。今度の休み楽しみにしてるね……おやすみなさい』
三木ヱ門/守一郎「私/俺もです!……おやすみなさい(守一郎/三木ヱ門も一緒とは思わなかったけど……)」
と、優しく答えてくれて、涙が出そうになるほど暖かく優しい2人に感謝をし、そっと目を瞑る。
今日は色々な人と出会い、いろんな出来事があり、知らぬうちに疲労が溜まっていたのか思いのほかすぐに眠ってしまった。
チュンチュンと言う鳥の声に目を覚ますと、まだ暗いが、少しづつ日が昇ってきているのが見え、起き上がるようにする。
三木ヱ門くんと守一郎くんはまだ眠っているみたいだ……
俺が居たから寝る時間が遅くなったもんな……と思いつつ、起こさないよう最善の注意を払いながら布団を畳み、事務の制服に着替えて髪を結び、寝間着を持ち、戸をゆっくりと開けると声が聞こえた。
三木ヱ門「もう行くのか……?」
『三木ヱ門くん……起こしちゃった……?』
三木ヱ門「いや……目が覚めただけだ……また何か困ったら、私の所に来るといい、いつでも大歓迎だぞ」
と言い、体を起こして眠そうに目を擦りつつも、俺の方を向いてくれた。
『ありがとう三木ヱ門くん、守一郎くんにもよろしく伝えておいてくれるか……?』
三木ヱ門「任せておけ、そうだ、朝食食べる時、一緒に食べないか?守一郎も誘うからさ」
『!!分かった、それじゃあ話が終わり次第食堂に行って待ってるね。お世話になりました……』
と、部屋を出るようにして軽く手を振れば、三木ヱ門くんも微笑んで手を振ってくれ、心が暖かくなりつつも、戸をゆっくりと閉めて廊下を歩くようにする。
無事に学園長の庵に着き、戸を叩くようにすると、中から返事が返ってきて少し驚いた。さすが学園長先生。朝も早いんだな……
そっと中に入るようにすると不思議そうにしつつも中に招いてくれ、そっと招かれた場所に座るようにする。
学園長「随分と早いのぉ、何かあったのか?」
『ぁいや……その……俺の部屋って……ありますかね……汗』
学園長「ん??……ぁ!伝え忘れておったァ〜!すまんすまん!」
という声に思わずひっくり返ってしまった。ボケ始まってますねこの人は。感心した俺の心返して。
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スイちゃんのご友人のご友人 - ドゾッ【輸血】三c⌒っ.ω.)っ シューッ (2023年2月2日 1時) (レス) @page8 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんの姉貴的存在のご友人 - 最高(^^ω)輸血パックをください、、、、、 (2023年1月20日 22時) (レス) @page50 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
Spring(プロフ) - 雅さん>>素敵なコメントありがとうございます!面白いと言っていただけて嬉しいです!綾部くんと食満先輩かっこいいですよね……!☺️❤これからも沢山出していきたいと考えていますのでどうぞこの作品をよろしくお願いします☺️ (2022年9月1日 21時) (レス) @page40 id: bb9c13b2cc (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 私の推しキャラは、綾部喜八郎君と食満留三郎先輩ですね…😅💓他の上級生のキャラも良い☺️✨👍いちばんの中では、綾部喜八郎君ですね…😭(泣き恥) (2022年9月1日 20時) (レス) id: 3a6985dc21 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - コメント失礼します。Springさんが作成した忍たまの小説、読んだら面白くて、見入ってしまいました(笑)続きが気になるぐらい😅 (2022年9月1日 20時) (レス) @page17 id: 3a6985dc21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Spring | 作成日時:2022年8月30日 5時