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Log302 ページ36

2人の会話に呼ばれた訳ではないだろうが、意気揚々としたマリ姉は疲れも見せずに、いつもの明るい微笑みを浮かべて近寄ってくると、くしゃくしゃとシロエの頭を撫でる。


マリエール「シロ坊、おつかれさま。
それからヘンリエッタも。
あら!
A、来てたんか。」


その大きな胸でぎゅぅっと抱きつかれたヘンリエッタは、いつものことで馴れているのかけろりとした表情のまま「お帰りなさい、マリエ」と挨拶をする。


執務机には向かわず、会議机の椅子をひとつ占領したマリ姉は、厨房からくすねてきたというビン入りの黒葉茶を自分を含めた私達、4人のグラスに注ぐ。

店で売るときにはブラックローズティーと名前を変えるが、薔薇とは何の関係もない。

その名前は完全なヘンリエッタさんの趣味であるらしい。


マリエール「どないやった?
売り上げはっ!」


瞳を輝かせて尋ねるマリ姉。

シロエがこっそりと嘆息する傍らで、ヘンリエッタさんが数字的な状況報告を始めた。


ヘンリエッタ「売り上げは金貨4万3776枚。
来店者数は1152人、客単価はおおよそ金貨38枚です。
用意したクレセントバーガーおよびスーパークレセントバーガーは完売。
そのほかのアイテムも、ブラックローズティーを除いては完売しました。」

マリエール「すごいねっ!
えらいことやんねーっ!
金貨4万枚いうたら、えーっと、うちらギルドの月間予算の……。」

ヘンリエッタ「40倍。」

マリエール「そう、40倍やん!!
大儲けやんね。
この調子で行けば、金貨500万枚なんてあっという間に達成やん!」


会議机に向かったままうきうきと踊り出すマリ姉。
シロエはその揺れる胸からこっそり視線を外して…。


シロエ「全然まったく間に合わないですよ、マリ姐」


と制止する。


マリエール「そう?」

(名前『そうだよ。
単純に考えて、120日。 3ヶ月も掛かるわ。』

マリエール「いや、だってお客さんいっぱいにごめんなさいしたで?
売ろうと思えば欲しい人はまだまだ居るん。
だからもっと仕入れてさ。」


マリ姉の言葉を片手をあげて遮ったシロエは反論した。

★☆★
2019/11/04

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設定タグ:ログ・ホライズン , エルダー・テイル   
作品ジャンル:アニメ
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豆乳ココア(プロフ) - レナナミル♪さん» 読んで頂きありがとうございます。私もログホライズンが好きでアニメも何度も見返す程です。更新も頑張ります! (2019年10月29日 9時) (レス) id: 4ab63936da (このIDを非表示/違反報告)
レナナミル♪(プロフ) - 初めまして!私ログ・ホライズンが好きなのですが最近更新してるのがこの、孤独なサモナーだけでよく見てます!ちなみに私はソウジロウ推しでこの夢小説でも沢山出てきてくれたら嬉しいって思ってます!長くなってしまいましたがこれからも応援してます! (2019年10月29日 4時) (レス) id: aefdd45bb5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:豆乳ココア | 作成日時:2019年10月28日 0時

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