【銀魂】大恋愛【沖田総悟】 (ページ8)

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Ⅴ ページ8

…のはずだったのに

．

今、私の目の前、長い睫毛、男の癖に綺麗な肌。六年前に見た景色。忘れたくても忘れられない胸のときめきと高揚感。

アイツの唇が離れていく。唇の熱が引いていく。少し名残惜しいと思った自分に驚いた。

「なっ」

「はっ、お前前と同じ顔してらァ。」

「そらそうでしょーが、普通！なんでいつも突ぜンッ「もう黙れよ」

「…なんでキスなんかすんの…あんたのせいで順当な人生が台無しよ！あんたがあの時キスしたせいで忘れられなくって、振られまくって、」

「ヘぇー、そんな良かったかィ、俺とのキスは。」

「うるさい！大体今まで何も言ってこなかったくせにいまさらなんなの、、」

「だってお前すぐに引っ越しただろィ。しかも俺がキスして話も聞かずにすぐ逃げやがって。」

「それはあんたが悪いんじゃん！」

「Sは打たれ弱いんでィ。好きな相手にキスして逃げられても追いかけれるメンタルなんてないにきまってんだろ。」

「は、、、」

なんかコイツまた爆弾落としやがった。もう私の頭はパンク寸前だ。

「それはどういう…」

「まんまの意味だろ。おめーが好きだって言ってんでィ。」