【銀魂】沖田家の長女は変装をして真選組の女中になっているようです。

＃１８ ページ18

貸してもらったのは、薄めの黄色の着物。

ついでに髪の毛も、と言うことで編み込みを入れたポニーテールになっている。





「凄い…可愛い」





「ふふ、そうね。良く似合ってるわ」





あ、そうだ。良い事思い付いた。





「ねぇねぇ、妙ちゃん」





「ん？なぁに？」





「神楽ちゃんにも、着物着せてあげようよ」





皆でお揃い…的な？





「あら、良い考えじゃない！そうね…私はオレンジで、Aちゃんは黄色だから…ピンクにしましょうか」





「うん！」


………
……
…


神楽ちゃんを呼んで着物を着せたら、予想以上に似合ってたし、凄く可愛かった。
髪の毛は私が編み込み入りのお団子にしてあげた。

…総悟に会ったらどうしよう、とも思ったけど、友達と遊ぶのにウィッグなんて被りたくないし。





「おぉッ！可愛いアル！Aも化けたアルナ！」





「化けたって…ちょっとヒドくない？」





辛辣だ。

今日も毒舌全開だね。





「あ、ねぇ。もう直ぐお昼だし、ご飯食べない？」





「あら、もうそんな時間？…まぁ、そうね。少しお腹も空いてきたし、そうしましょうか」





「キャッホォイッ！ご飯アルーッ！」





あ、神楽ちゃん沢山食べるんだよね…

お金は昨日沢山使っちゃったし…





「バイキング形式の所に行けば良いじゃない」





「エ、エスパー！？」





「口に出てたの」





「バイキングアルか！？やったネ！沢山食べてやるアルッ！」





ピョンピョン跳ねる神楽ちゃん。

そんなに跳ねると…あ、転けた。

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