五話 ページ7
細められた目は殺気を帯びていた
鯰尾「なーんて、冗談ですよ。貴女方を此処で殺したら三日月さんに怒られますしね」
鯰尾は殺気を収めてにこりと笑った。しかし決して安心出来るものでは無い。用心するに越したことはないだろう
青江「この階段を上れば本丸へと着くよ。道中迷わなければ…ね」
青江と鯰尾は不気味に笑い姿を消した
歌仙「矢張り、用心しないとだね」
貴方「そう…だね。相手の本陣へと向かう訳だからね……気を付けよう」
私達は再び歩みを進めた
石段を上っていると空気が澱んできた。これが政府の言う瘴気だろう。余り触れるのは良くないが此処を進まなければ本丸へと着かない
貴方「(これは刀剣男士達が出しているのか…？何にせよ人や動物は寄せ付けないな)」
これだけ霧のように濃い澱みなら道に迷うこともありそうだ。
貴方「というか……囲まれてる？よね？」
歌仙「嗚呼………その様だね。人ならざるもの…妖の類いだろう。瘴気に誘われて出てきたのか…」
歌仙はそう言うと刀を抜き妖を倒していく数にして五体ほど。歌仙はいとも簡単そうに敵を倒し刀を戻した。
貴方「ありがとう、歌仙。助かったよ」
歌仙「当然の事をしたまでさ。怪我は無いかい？」
私は歌仙に「平気だよ」と笑いかけると歌仙も「良かった」と笑った
歌仙「………どうやら誰かに見られているね」
貴方「えっ？…誰？」
私がきょろきょろと周りを見渡すと、石段を上りきった場所に人がたっていた
凛とした佇まい、優雅な気品、見惚れる程の美しい顔立ち……そして凍りつきそうな冷たい視線───
そこには三日月宗近が立っていた
三日月「……来た、か。小娘、悪い事は言わん。此処から立ち去れ」
ざぁぁぁっと風が吹いた。彼の髪が揺れ、恐ろしい程に美しかった
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ゆきな(プロフ) - 敵をやる時おしえてくださいね！手伝います！← (2019年7月6日 15時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ソリのルドル・タ(プロフ) - キリンの妖精、キリンロングさん» コメントありがとうございます。そう簡単に仲間になってはつまらないでしょう？なので刀剣男士達が引っ掻き回します。どうぞ遠回り回り道で慌てふためく主人公をお楽しみください (2019年5月18日 22時) (レス) id: e72589f8de (このIDを非表示/違反報告)
キリンの妖精、キリンロング - このあっさり仲間になってくれない感じが良いですね！ドMじゃないですよ！！ (2019年5月17日 2時) (レス) id: 390c1ef0c5 (このIDを非表示/違反報告)
ソリのルドル・タ(プロフ) - みつるさん» みつるさん、コメントありがとうございます。これからも精進してまいります。初めてなものでどう書けば良いのかも分かっておりませんが頑張ります (2019年5月15日 14時) (レス) id: e72589f8de (このIDを非表示/違反報告)
みつる(プロフ) - すごく惹きこまれる話ですね！続き楽しみにしてます！ (2019年5月15日 3時) (レス) id: 0d11e38036 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そりのルドル・タ x他1人 | 作成日時：2019年5月13日 21時
