母親の再婚相手の子供が超人気歌い手だった件について(utit)

じゅーよん ページ17

目が覚めると天井が見え、

そ「あ、目ぇさめたぞ？」

さ「あ、大丈夫ですか？」

二人の声。

『す、すみません。迷惑かけて』

さ「いや、全然大丈夫ですよ！」

ちょっとした沈黙。

そ「そういや、坂田はふってんに言わなきゃいけないことがあるんだよな？」

さ「あ、はい・・・・・・」

『なんですか？』

さ「あの、ふってんさんって・・・・・・」





さ「女性、ですよね？」


え？


なんでバレた？


また、あんな目にあわなきゃいけないの？



そ「A、落ち着いて。」

兄さんの一言で引き戻される。

また戻れなくなるところだった。

落ち着いて坂田さんに疑問に思ったことを聞く。

『あの、なんで気づいたんですか？」

さ「あの、その・・・・・・」

坂田さんは恥ずかしそうにごもる。

さ「腹痛の症状が、女性特有のものだったので・・・・・・」

聞いた瞬間、僕まで赤くなる。

そう、今日は【女の子の日】なのだ。

『き、気持ち悪くないんですか？男の真似をした人なんて・・・・・・」

さ「そ、そんなこと思いません！」

にこっと坂田さんお得意の笑顔。

さ「俺に男友達が増えるだけです！」

そ「たっく、坂田は遠慮がないよなぁｗ」

『え、じゃあよろしくね？さかたん？」

さ「・・・・・・っ」

『あ、ごめんなさい！あだ名はやり過ぎました・・・・・・！』

そ「坂田、その気持ちわかるっ」

『兄さんも何言ってんの！』

さ「ぜひそう呼んで！俺もふってんって呼ぶわ！」

『う、うん！』







さ「ふってん可愛すぎませんか。」

そ「ほんとそれな。」




『大丈夫...”あの事”はまだ誰にも知られてない...』

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