２０８話 ページ11
『立ち直れなくなる……』
「え？」
「立ち直れなくなるって……」
「わぁー聞いて、知ってる。昔挫折しちゃってヒーロー諦めた子居ちゃって問題起こしちゃった子がいたんだよー知ってたー？大変だよねー通形。ちゃんと考えないとつらいよー？これはつらいよー？」
「おやめ下さい」
三奈の角を弄りながら言う波動先輩
『(恐らく……)』
ビッグ
『(自分より強大な力を前にして、勝てないと完全に自信を喪失してしまうこと)』
わざわざそう言うって事は、通形先輩、彼の力が自信を無くさせるほどに強いということ
「待ってください。我々はハンデがあるとはいえ、プロとも戦っている」
「そして
「うん、いつどこから来てもいいよね！1番手は誰だー？」
「俺が！！」
「僕行きます！」
鋭児郎が出ようとするが出久が行くと言う
「意外な緑谷ーーー！」
「お前らいい機会だ。しっかり揉んでもらえ」
「問題児！いいねー君、やっぱり元気があるなー」
出久は戦闘体制に入る
『(どんな内容の個性なのか分からない)』
できるだけ距離を取りたい
『(いつでも個性使える準備をしないと)』
いつもはいきなり個性は使わないのだが、念には念を。考える余裕も与えてくれないかもしれないし、そう思うほどに……
『(あの人は強い)』
何故か分からない。でも強いと、脳が信号を送る
『(用心に越したことはない)』
あとは出久との戦いを見て、個性が把握できたら……
「近接隊は一斉に囲んだろうぜ！」
「よっしゃぁ！」
みんな準備をする
「そいじゃあ先輩！せっかくのご好意ですんで！ご指導！よろしくお願いしまーす！！！」
鋭児郎がそう言った瞬間、出久は通形先輩の懐へと潜り込もうとする
『！……』
通形先輩の服がはだける、いや全部の服が脱げる
「うわぁぁぁ！！！！」
「今吹き直したぞ！」
「あぁ！失礼！調節が難しくてね」
そんな通形先輩であるが出久は容赦なしに蹴りかかる。だが出久の蹴りは当たることなく、いや当たっている、そのはずなのに
『(透けた……？)』
私は通形先輩の個性を確認する
『(透過)』
それは分かっていたが、内容はよく分からない。あらゆるものをすり抜ける
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無気力boy(プロフ) - ナミビアさん» コメントありがとうございます。普通に夢主の数合わせるの忘れてました。申し訳ないです。ご指摘ありがとうございますm(_ _)m (2022年3月14日 22時) (
レス) @page22 id: 2eef74703c (このIDを非表示/違反報告)
ナミビア - 多分間違いだと思うんですけど、生徒21人です 違ったらごめんなさい (2022年3月14日 22時) (レス) @page22 id: 3abde72bc3 (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - 曼珠沙華さん» コメントありがとうございます。とても長い間でしたが待って頂き本当に感謝です(´ｰ｀)更新遅めですが引き続きよろしくお願いします (2020年1月13日 19時) (レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
曼珠沙華 - 待ってました。お帰りなさい。更新楽しみに待ってます。頑張ってください。 (2020年1月13日 3時) (レス) id: 71b573304c (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - 米煎餅さん» コメントありがとうございます.......！ゆっくり更新になるとは思いますが引き続き楽しく読んでいただけると嬉しいです(´ｰ｀) (2019年11月10日 22時) (レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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