１０２話 ページ26
「Aさん！？」
どうして？演習試験次じゃ……と言う出久の言葉を遮り私は言葉を放った
『心配だから見に来た』
「ふぁっ！？」
『またこんなに怪我したんだ』
「ほんとさー！緑谷の腰ギリギリだったさ！」
『オールマイト……』
「ほんとにあいつは……」
プンプンという効果音が付くように怒るリカバリーガール
『でもよかった』
「Aさん」
『次は……』
「ふぁっ！？」
私は出久の頬に手を添える
『気をつけてね。無茶しちゃダメだよ』
「は、はい！！」
勝己は……まだ気絶しているようだ
『勝己……』
出久と同じように勝己の頬に手を添える
『お疲れ様。かっこよかったよ』
勿論出久もと言えば、また出久は焦ったように返事をした。そんな出久が面白くて少し笑った
『お大事に』
「Aさん！」
『？』
「頑張って！」
『！……うん、クリアしてくるよ』
出久からもエールをもらい私は保健室を後にした
「心臓に悪いな……」
なんて、出久が言っていたことを私は知る由もない
……
｢桐生演習試験Ready Go！｣
演習試験開始の合図が轟いた。私の演習試験場所は百達が戦った演習場と似たような場所だった
『(さぁ、どうするか)』
恐らく、マイク先生はゲート前の警備、相澤先生が私を捕らえに来ていると思う
さっきと同じように相澤先生は住宅の屋根を伝って私を捕らえに来るはず
私の個性は百や焦凍みたいに発動したのが人目で分かる個性じゃない、だから相澤先生が近くに居るかどうかもそう簡単に確認が出来ない
『(とりあえず)』
聴力を上げ音を聞く。かなり数値を高めに上げたから何かあったら分かるはず、相澤先生に個性を消されたかどうかもすぐに分かる
『(音……屋根……)』
すぐ近く……！
「気づいてんならさっさと行動に移す」
『！』
開始そうそう、相澤先生と接触した。相澤先生は捕縛武器で私を捕らえようとする
『そう簡単に……』
飛躍を上げ、飛び上がる。そして相澤先生と同じように住宅の屋根の上へと飛び上がった。そしてそれと同時にうるさい音が響く
「イレイザー！！！見つかったかー！！！」
『うっ……』
聴力を上昇させていたのを解除はしていたがうるさい……耳がやられる。そんな私に追い打ちをかけるように相澤先生は個性を発動し向かってくる
『やば……っ』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 867人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
無気力boy(プロフ) - ともえさん» コメントありがとうございますorご指摘ありがとうございますm(*_ _)m今後とも誤字ありすぎで酷いかも思われますが今後ともよろしくお願いします(*´ｰ｀) (2018年9月25日 23時) (
レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ともえ(プロフ) - 面白かったです！21ページの林間が臨海になってます (2018年9月25日 21時) (レス) id: 3030554e8b (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - ニャル猫さん» 楽しみにしてますね(*´ｰ｀) (2018年8月9日 16時) (レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ニャル猫 - ありがとうございます。弐のインターン編のはオリジナルでヒロバトに出てくるヒロアカ原作者のヒロアカ前の漫画元に作られたヴィランとの話にする予定です。 (2018年8月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 4d7df88368 (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - ニャル猫さん» 僕自身一時期都市伝説や怪異を漁ってた時期があったんですが、全く知らない都市伝説とか出てきてこんな都市伝説とか怪異居たんだ……とすごく勉強(？)になりました。話も面白かったです！引き続き更新頑張ってくださいm(*_ _)m (2018年8月9日 14時) (レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
