49.抱擁かーらーのー凄み ページ50
夏「うわっ!!ちょ、ちょっと姉さん!?///」
突然飛び込んできた私に驚きながらも、綺麗にキャッチしてくれて。
……見ない間に逞しくなったなぁ
なんて、そんなことを思ってしまった。
宙「〜ｯ宙もギューってします!」
『きゃっ!?』
夏「うわ!?宙まデ!?」
私に便乗するように、春川君まで抱きついてきた。
宙「宙も仲間なんだなー!」
そう言って笑う彼は可愛くて。怒る気なんて全くなかった。
夏「……おかえり、セリエ姉さん」
至近距離で彼は優しく笑いながらそんな事を言ってきて。
それはまるで、私をもう一度歓迎してくれているようで。
自然と私の頬も上がっていく。
『ただいま!夏目君!!』
私も夏目君も春川君も、皆笑顔だったんだ。
△▽
そうして、笑顔の抱擁から一変。
『あ“?何であんたがここに来るのさ』
私は真顔で凄んでいます★
え?何が起きたって?それはね、3人で語り合ってたら来たんだよ、“やつ”が。
え?何か危ない物取引してるみたいだって?んにゃ、そんな事は無いよ。
あぁでもこいつは、人畜無害な顔してやる事やってるからなぁ、過去に(←言い方)
?「ひ、酷いですよぉ……俺何にもしてないのに…」
私の心を読んだかのようにそういう“やつ”とは、勿論このアイドル科の生徒で、そしてかつてのfineのメンバー青葉つむぎだった。
てか、何で勝手に喋んのさ
『今私の説明中。黙って』
笑顔でまた凄むのだった。
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
はい、お知らせっす。
中途半端なんですが、この物語もページいっぱいとなったので、続編へ移行します。
どうぞこれからもよろしくです!
※ 別に作者は嫌いなキャラクターなどありません。
ただ話の都合上、当たりが強かったりしますがどうかその当たりはご了承願います。
ここまで読んでくださって、感謝感激でございます。
松並ゆの
続編できましたっ!
2018.04.21
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作者名：松並ゆの | 作成日時：2018年4月11日 19時
