259.私の相棒 ページ27
もちろんこのクジが当たった時は、斎宮がごねた。それはもう、凄まじくごねたのだ。
しかし、零さんの「良いから黙ってやれや」という、俺様時代の一言で斎宮は黙ったのだ。
あの時はまじ、私は一瞬ドキッとしちゃったわ。天祥院は大爆笑だったけど。
まぁそれは置いといて。
『何だかんだ言っても、斎宮もノリノリじゃん』
ステージ上で歌い踊る2人を見て、小さくそう呟いた。
と、その瞬間、私の背中に何かが突撃してきて。
『ぐぇ!?』
羽「Aちゃん、もっと女の子らしい声出したら?」
『うるさいよ、薫君!!』
あまりの衝撃に変な声を出してしまえば、近くで見ていたらしい薫君にそう言われて。
私だっていきなりじゃなければ、もっとちゃんと可愛い声出せてたしぃ〜
と、それよりも。
『いきなり突撃してきて、どしたの?“王様”さん?』
未だに私の背中に乗っかっている彼、レオ君にそう声をかけた。
月「Aのそばにいたらインスピレーションが沸き上がるんだ!!て、あ、そうじゃなかった!そろそろ俺達の出番くるから呼びに来たんだった!」
『あぁ、そゆことね』
どうやら天祥院と斎宮のステージを見すぎていたようだ。
この次は私とレオ君によるコンビの出番らしくて。
ちなみに私は奇人の彼らと、最後のソロ曲があるから、一緒に組んで歌うのはレオ君だけで。
曲作り以外でレオ君と組むなんてことなかったから、結構新鮮…。
なんて思っていれば、2人のステージももう終わりのようで。
あ、天祥院、嫌がる斎宮の肩組んでるわ。超爆笑だわ。←
月「いつまで“皇帝”たちの事みてるんだよ〜」
今度はいきなりそんな事をいって、首根っこを掴まれたぞ!?
しかも、
『別に私は天祥院のこと眺めてるわけじゃないからね!?』
ここ重要だから!なんて言っても、レオ君聞く耳持たずのようで。
しかもその体勢のまま瀬名君と喋ってた。
て、ちょっと……
『レオ君離そうよ!?』
私の叫び声は、レオ君には未だに届かない(´TωT｀)
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日和 - 最後まで読みました！もうすっごい素敵でした！番外編も読みたいです！待ってます！ (2020年2月4日 9時) (
レス) id: 972516cad5 (このIDを非表示/違反報告)
松並ゆの(プロフ) - 日和さん» ありがとです！物語ももうクライマックス、最後までお楽しみ下さい♪ (2020年1月29日 18時) (レス) id: c69e9f8b84 (このIDを非表示/違反報告)
日和 - すごく面白いです！続きがとても楽しみです！ (2020年1月29日 14時) (レス) id: 972516cad5 (このIDを非表示/違反報告)
松並ゆの(プロフ) - 白雪さん» コメントありがとです!時間はかかりますが、ちゃんと更新しますのでもう少しお待ちください…♪ (2019年11月6日 22時) (レス) id: 5fc703e917 (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 面白いです!更新待ってます! (2019年11月5日 0時) (レス) id: 567a821487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松並ゆの | 作成日時：2019年3月8日 23時
