死にたいなって思ってた。【ハイキュー】 (ページ26)

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クールページ26

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「あの時最低なコト言ってごめんッ!!」

バッと頭を下げたのは、バレー部主将の及川徹。
隣で苦笑いしているのは副主将の岩泉一。

今日はそこまで体調が悪いわけでもなく、至って普通の生活を送っていた。
パラパラと本をめくりながらゆっくりしていると、控えめなノックが聞こえた。
そこにいたのがこの2人。

まさか、あの及川が謝りに来るなんて…
…及川も人間だし、常識はあるって事か。

『…ううん。確かに言われた事は傷付いたけど、私も悪かったから。こちらこそごめんね…』

少しだけ眉を下げてみる。
深雪がよくやっている仕草。
そしたら、私も少しはかわいくみえると思って。

「、やっぱり紗倉ちゃん変わったね!」

ね、岩ちゃん!
…変わったように見えるんだね。
ちょっとだけ踏み出してみただけはあるや。

「ああ、ちょっと妹に似てきたな。」

それは、喜んでいいのかな?
ちょっと、嬉しくないんだけど。

「そうそう、感情がわかりやすくなったよ!でもやっぱりクールな所は変わんないね!」

俺結構すきだよ、クールな人。
顔に熱が集まるのがわかった。
え、え?
なにその、思わせぶりな言葉。
やめてよいきなり、そんな…

『そ、う。ありがと、』

及川は、深雪とデキてるんじゃなかったの?
もうダメだ。

及川のせいで寿命が縮んだ気がする!

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