STORY 9 ページ9
藍沢side
ホットラインが鳴った時、櫻井先生は少し緊張しているように見えた。
ヘリの中でも、無線で伝えられる患者情報を聞かないといけないのに櫻井先生を思わずガン見してしまって。
俺、何やってるんだ────。
現場についたら、櫻井先生と俺はそれぞれ仕事を始め、冴島は俺のサポートに入ってくれた。
現場は学校、患者は学生。相手は高校生という年頃相手に冴島はいつものように安心できる言葉を選んでかけていた。
そして、最後の一人の患者を処置し終わった。
藍沢「あとはバイタルだけ確認しとけ。この患者は俺がヘリで翔北へ連れて帰る。」
冴島は はい といつもの口調で言うと、もう一人の骨折患者をつれて白車で翔北へ向かった。
冴島「あの、藍沢先生」
藍沢「なんだ？」
冴島「…いえ、なんでもないです、ごめんなさい」
冴島の目は一瞬何かを躊躇っているように思えたが、きっぱり断ったので、俺は そうか とだけ返してヘリへ乗り込んだ。
櫻井先生は帰ったのか？
翔北へ向かって急いでオペをすると、櫻井先生は案の定処置室で患者のオペを済ましており、お疲れ様です とにこやかに声をかけてくれた。
緋山「藍沢、すごいよあの先生、普通は何人かの先生でやるような応急処置、医療知識の少ないレスキューだけでやったらしくて、めっちゃ帰ってくるの早かった」
緋山は一気にまくし立てた。
藍沢「そうか」
あのとき、ヘリの中で無線を受けた彼女は俺に向かって
『私は一人で大丈夫だと思うから、冴島さんは藍沢先生のサポートに入って』
自信が溢れる目でそう言った。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！もう更新されないのでしょうか？ (2018年7月12日 23時) (
レス) id: 6124a9987a (このIDを非表示/違反報告)
ジンジャーココア(プロフ) - すごく先が楽しみです♪( ＾ω＾) (2017年12月2日 16時) (レス) id: 66c911b96a (このIDを非表示/違反報告)
まるるまる(プロフ) - （��A��）さん» 本当ですね！！気づきませんでした！ありがとうございます！訂正いたしました！ (2017年10月11日 20時) (レス) id: 2549c8d094 (このIDを非表示/違反報告)
まるるまる(プロフ) - のんさん» 激混み の方が読みやすいですよね？（笑）ありがとうございます！訂正いたしました！ (2017年10月11日 20時) (レス) id: 2549c8d094 (このIDを非表示/違反報告)
（��A��） - 全てのstoryのsideが、『言う』のsaidになっています。 (2017年10月11日 0時) (レス) id: c0cc251269 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるるまる | 作成日時：2017年10月8日 15時
