８１時間目 大規模進行開始 ページ45
ゴゴゴゴゴという凄まじい音と共に、何十ものゲートが警戒区域に出現し始める
修「これは…！」
A「うわぁ…マジかよ…」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙｯ
修「緊急呼び出し！」
〈ゲート発生 大規模なゲートの発生が確認されました〉
〈警戒区域付近の皆様は直ちに避難してください〉
５人で一瞬だけ目を合わせると、自分達の教室へと駆け出す
階段を飛び降りて、３組の教室の扉を勢いよく開け放った
修「先生！」
先生「三雲くん…」
修「呼び出しがあったので現場に向かいます！学校の皆をなるべく基地から遠くに避難させてください！」
修の言葉に先生が頷く
状況を尋ねた三好や四ツ谷達に先生に協力するよう伝えると、ウチらは学校の外へと急いだ
修「千佳、お前は皆と一緒に避難しろ。警戒区域には絶対近付くな。必要な時は迷わずトリガーを使って皆を助けるんだ。夏目さん、千佳のことを頼む」
千佳「うん、分かった」
出穂「了解っす、メガネ先輩！」
修「空閑、A、一緒に来てくれ。トリオン兵を食い止めるぞ」
A＆遊真「「そう来なくっちゃ」」
修の指示にそれぞれが返事をすると、遊真は千佳にちびレプを渡す
遊真「チカにも、ちびレプリカを渡しとく。危ない時は呼んでくれ。俺かオサムかAが必ず助けに行く」
千佳「うん…！」
千佳が頷いたのを見ると、ウチらに『行くぞ！』と声を掛ける修
A＆修＆遊真「「「トリガーオン！」」」
トリオン体に換装したウチらは、一斉に警戒区域向かって駆け出す
辺りから銃撃のような音が聞こえるから、もう交戦が始まっているんだろう
レプリカ〈ボーダーとトリオン兵が交戦し始めたようだ〉
修「状況は！？」
レプリカ〈数ではトリオン兵が圧倒しているが、敵は何故か戦力を分断している。後続の部隊や非番の隊員が駆けつければ、戦況はボーダーに傾くだろう。予知と備えで敵の初動を捉えられたのが大きかったな〉
その情報に『それじゃあ…』と少し安心したように言う修の言葉を遊真が否定する
遊真「今攻めて来てんのがラッド騒ぎと同じ国の奴等だとしたら、ボーダーの戦力が大体どのくらいかは予測済みの筈だろ。それでも仕掛けて来たってことは、向こうには勝算があるってことだ」
A「修、気ぃ抜くなよ？こっちに圧倒的有利な条件が無い場合、戦いは基本的に数が多い方が有利なんや」
８２時間目 黒トリガーと専用トリガー→←８０時間目 千佳の友達
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 321人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜叉夜桜(プロフ) - シズクさん» 本当ですか？！良かった…！これからも頑張ります！ (2021年12月31日 14時) (
レス) id: 47f6f1a6fd (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - リクエストした話を書いてくれてありがとうございました。面白かったです。これからも作品の更新楽しみに待っています。 (2021年12月31日 14時) (レス) @page42 id: 3c69616c61 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉夜桜(プロフ) - molさん» うわっ、本当だ！マジでごめんなさい…指摘ありがとうございます。更新頑張ります！ (2021年12月30日 13時) (レス) id: 47f6f1a6fd (このIDを非表示/違反報告)
夜叉夜桜(プロフ) - 巫都さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年12月30日 13時) (レス) id: 47f6f1a6fd (このIDを非表示/違反報告)
mol(プロフ) - 木戸ではなく城戸だと私は記憶してるのですが…。お話、楽しく読ませていただいております。これからも頑張ってください。 (2021年12月29日 19時) (レス) id: f38cd6c1be (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：林檎 | 作成日時：2021年10月17日 20時
