厳粛を重んじる“明るい”教師

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サ「レイちゃん、しばらく使用人業はお休みして教師業に専念したら?」
『えっ…』

カルエゴが復帰する前日、サリバン様からとんでもないことを言い渡された

サ「ほら、最近また煙草を吸い始めたらしいじゃない?ストレス凄そうだし、その方が軽減できるんじゃないかと思って」
『い、いえっ!!ストレスの原因は仕事量とかじゃなくてカルエゴが原因で…』
サ「なら余計に教師に専念しなきゃ。カルエゴ君が入間君の使い魔になった今、教師をしていなくても関わることが多くなってくると思うから慣れておいた方がいいんじゃない?」
『うぐっ…』

確かにそうだが、できるだけカルエゴと関わりたくないのが正直な気持ち。オペラさんに助けを求める視線を送るも

オ「心配せず教師に専念して下さい」

と言われてしまい、住まいもサリバン邸から女子教師寮…ではなく何故か本館の男子教師寮へ移動することに

『と、言う訳でしばらくこちらでお世話になります』
「「「何故!?」」」
『理事長からの指示でして…私も何を考えているのやら』(ﾌｩｰ…
ツ「なんか、レイラ先生って無表情の時とか、今みたいに眉間に皺が寄るとカルエゴ先生に似てますよね」

ムルムル先生の言葉を聞き、私の動きが止まる
私の中で最も言われたくない事を言われたからだ
それは、カルエゴと似ていると言われること
しかし、ムルムル先生はその事を知らない。グッと堪え、平静を保ちながら

『ムルムル先生、私にカルエゴに似ていると言うのは地雷ですのでお気をつけ下さい』
ツ「えっ、すみません!!」
『いえ、良いんです。今後気をつけていただければ』

ああ、ますますストレスがかかりそうな気がしてならない

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