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今日はクラス発表と各クラス担当教師を決める会議がある。それまで時間がある為、見回りを兼ねて食堂での騒動を見ようと足を運んだのだが
ｶﾑ「お支払いしろ」
カ「ぎゃあああ!!」
1歩遅く、カルエゴは使い魔の姿となり、カムカムさんに捕まっていた
放っておいても何とかなるとは分かってはいるものの、カルエゴが可哀想なので助けることに
『カムカムさん。私が代金を支払うので、その鳥を放して貰えませんか?』
ｶﾑ「あなた、関係ない。コイツ、関係ある。さっきの生徒の使い魔」
『えーっとですね。この鳥は私の兄で、先程の召喚シールを使った生徒は私の主人なんですよ。なので、関係は大いにありまして…』
ｶﾑ「わかった。ではお支払い」
私は召喚シール代とその他諸々を支払い、何とかカルエゴを保護することに成功した
今は陽の当たる裏庭のベンチに座り、私の手の中でゲッソリとして横たわるカルエゴを労わって(モフモフして)いる
『そういや、召喚シールの効果っていつまでだっけ』
カ「使った事が無いのだから知るわけが無いだろ」
『それもそうだ』
余程疲れているのか、モフモフしていても何も言ってこないカルエゴ。久々のモフモフなので今のうちに堪能しておこう
カ「そういえば、何故俺を助けた」
『…?何故とは?』
カ「お前は俺を嫌っているだろう」
『え、だってあのままだと可哀想だと思ったし。というか、然程カルエゴの事は嫌ってないけど』
そりゃ嫌われる様な態度はとってはいるけど、別にカルエゴのことを嫌っている訳では無い。むしろ、いつも厳粛にテキパキと何でもこなすその様に尊敬すらしている
『嫌ってるのはカルエゴの方でしょう?』
カ「…俺がいつ、お前の事を嫌いだと言った?」
『えっ』
カルエゴのその発言に思わず固まる
今の私にはカルエゴの様な厳粛さは無いに等しい
しかも、私の性格からしてカルエゴの嫌いな「やかましい」部類に入ると思うのだけど
『……私、物凄く失礼な態度をとってたと思うんだけど』
カ「それは理由があっての事だろう」
『そうだとしてとも、普通嫌いにならない?』
カ「何年お前の双子をやっていると思っている。言わずともわかる」
『で、でも昔の私と今の私じゃ性格も考え方も…』
カ「レイラ」
目を瞑って俯いていると、いつの間にか元の姿に戻ったカルエゴに顔を掴まれ上にあげれた
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上衣(プロフ) - イヴェルさん» コメントありがとうございます。頑張って続きを書いていきたいと思います！ (9月26日 20時) (
レス) @page14 id: 37f92af1a7 (このIDを非表示/違反報告)
イヴェル - めっちゃ好きです(*´ω`*)最高ですね(*｀ω´)b是非とも続きを読みたいです!これからも頑張ってください｡ (9月26日 19時) (レス) @page14 id: e314f773a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：上衣 | 作成日時：2023年9月13日 1時
