俺はこういう形でしかキミを手に入れられない【角名倫太郎】

壊して ３. ページ3

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付き合い始めて二ヶ月。
手も繋いだ、ハグもした。だけど、キスまではまだしていない。

まあ、仕方ないよね。
向こうはただ自分が利用されてるとしか思ってないからだし。

「なんやそれ、そないなことは自分でどうにかしぃや、それだけは絶対協力しぃひんで」

侑「いいやん！ええから、手伝え！！」

「いやや！」

バレー部の皆んなは俺とAさんが付き合ってるなんて知らない。

青葉に気持ち気づいてもらう為に付き合ったってなってるけど、実際はただAさんを手に入れる為に付き合ってるだけで、そこまで本格的にはやってない。

角名「なに話してんの？」

俺は少しモヤモヤした気持ちを持って話している二人に近づく。

Aさんは少し怯えてるようだった。

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