そらるさんがいつも冷たいのでそらなーやめて他の歌い手さんのリスナーになってもいいですよね？【そらる】

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夢主side


そらる「こんな俺ですが…、もう一度やり直してくれますか？」

「もちろんです！」


本日にて、私、Aは再びそらるさんの彼女になることが出来ました。

そらる「ってライブとか来てくれてたの？」

「はい、毎度」

そらる「チケット届いた？」

「はい！
そらるさんのワンマンライブとかAtRのライブとか毎度の様にチケット届いてました！

全部のライブ行かせてもらってました！
ツアーも制覇しましたよ！



そらるさん素敵でした！」


そらる「あ、ありがと…」



そらるさんの顔は真っ赤に染まっていた。



私は悪戯に笑う。




「…やっぱりそらなーやめよっかな」

そらる「えっ！？
駄目！
そらるさんが許さないッ！」

「冗談ですよ(笑)」



私がそらなーやめるなんて無理な話なんです。



私の家に一週間程泊まった。
それからお母さんに承諾を得て、二人で東京に帰った。

東京に帰るとリビングのテーブルには
私が一年前書いた手紙が未だ置いてあった。
…多分、坂田から受け取ったのかな。


『やっぱりそらなーやめます』

だって。
そんなこと書いてた私、ホントどうにかしてたんだろうなぁ。
私がそらなーやめることなんて、
そらるさんの彼女をやめることなんて、

出来やしないのに。


私はその紙をグシャグシャにして、ゴミ箱に放った。





私にそらるさんが冷たくてもそらなーやめて他の歌い手さんのリスナーになることは一生を掛けても無理みたいです。







子供「お父さーん！」

そらる「どうしたぁ？」

子供「お母さんも！」

「どうしたの？」

子供「皆んなで遊びましょ！」







こんな会話をするのはもうちょっと先の話。









E N D.









皆様、ありがとうございました。
これからも新作などを出していくのでどうぞご観覧していただけると嬉しいです。

【第６回追記】

番外集【歌い手】

新作です。

これまで書いて来た作品の番外編集です。

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